年末が近づいているということもあって、
ふとした瞬間にこの1年を回想する機会が多くなった。
去年の今頃から4カ月間は、毎日暗闇の中で涙を流していた。もう人間を辞めてしまいたいと本気で思った。
この先自分がどんなに切羽詰まったとしても、他人を裏切るような行為だけは絶対にしないと改めて心に誓った。
何もかもが嫌になってたっけ。
訳も分からないまま所構わず泣く自分は、当時バイトしていた保育園という小さな社会で日々成長を遂げる3歳児より余程幼くてちっぽけな存在に思えた。
傷が完全に癒えたと言えば嘘になるけど、
思い出す意思が生まれるくらいには、その辛ささえもう立派に過去になってくれたのだろう。
人生で初めてレールから逸れた1年でもあった。決断の先に待っていたのは、予想よりずっと、平凡な生活だった。周囲の期待もきっと自分が間に受けてきたほどには、大きなものではなかったのか。
好きなことだけしかしていない1年の中であっても苦しいことは多かった。
けれど、新たな出会いのおかげもあり、少しずつだけれど自分を許せるようにもなってきた。
自分を救ってくれた存在に感謝しながら、ちゃんと自分と向き合ってこの先を過ごしていかなくてはいけないよね。