4日目は雨の予報なので、朝から県立博物館に行きました。
那覇バスターミナル乗車
21番新都心具志川線 具志川行き
県立博物館前下車
バスを降りると県立博物館があります。
県立美術館も同じ建物にあり、沖縄の自然、歴史、文化、美術を一か所で学べます。
かつては大陸と地続きで、多くの動物がやってきた琉球列島。
中国に朝貢しながら、東南アジアとも交易した薩摩侵攻以前の琉球王国。
明治政府の下で独自の文化を否定され、日本への同化を強いられた沖縄県。
沖縄戦の後のアメリカ統治と日本への復帰。
朝9時に入館して、博物館の常設展示だけ見ていたら午後3時になっていました。
博物館の野外にある高床式の倉です。柱が太くて屋根が大きい。
強い日照をさえぎって、台風にも耐えるつくりです。
沖縄の伝統的な家屋。
台風など強風対策のため、屋根瓦を漆喰で固め、家屋の周囲を石垣で囲っています。
家の正面には目隠しの塀(ヒンプン)があります。
石垣の入口にある石敢當(いしがんとう/せっかんとう)の石碑。
中国発祥の魔除けで、現在も街で見かけます。
石垣の中の家屋は、暑さをしのぐため、風通しが良くなっています。
屋根の上のシーサー。やはり中国から伝わったと言われています。
温暖化で台風がますます凶暴になりますが、先人の知恵に守られますように。