冬の沖縄(7)県立博物館 | わんわんののんびり生活

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由緒正しい雑種の野良犬です。
人間達は、どうしていつもあくせくしているのだろう?

4日目は雨の予報なので、朝から県立博物館に行きました。

 

那覇バスターミナル乗車

21番新都心具志川線 具志川行き

県立博物館前下車

 

バスを降りると県立博物館があります。

県立美術館も同じ建物にあり、沖縄の自然、歴史、文化、美術を一か所で学べます。

かつては大陸と地続きで、多くの動物がやってきた琉球列島。

中国に朝貢しながら、東南アジアとも交易した薩摩侵攻以前の琉球王国。

明治政府の下で独自の文化を否定され、日本への同化を強いられた沖縄県。

沖縄戦の後のアメリカ統治と日本への復帰。

朝9時に入館して、博物館の常設展示だけ見ていたら午後3時になっていました。

博物館の野外にある高床式の倉です。柱が太くて屋根が大きい。

強い日照をさえぎって、台風にも耐えるつくりです。

沖縄の伝統的な家屋。

台風など強風対策のため、屋根瓦を漆喰で固め、家屋の周囲を石垣で囲っています。

家の正面には目隠しの塀(ヒンプン)があります。

石垣の入口にある石敢當(いしがんとう/せっかんとう)の石碑。

中国発祥の魔除けで、現在も街で見かけます。

石垣の中の家屋は、暑さをしのぐため、風通しが良くなっています。

屋根の上のシーサー。やはり中国から伝わったと言われています。

温暖化で台風がますます凶暴になりますが、先人の知恵に守られますように。