永田町歩きは更に続きます。
最高裁前の横断歩道を渡り、憲政記念館を横目に見て坂を上がると国会議事堂です。
正門から向かって右が参議院、左が衆議院です。
一般の見学は正門ではなく、国会裏の通用門から入ります。
正門から入れるのは、国会議員と霞ヶ関の公務員など限られた人たちだけのようです。
1970年ころまで、100円札が流通していて、表は板垣退助、裏は国会議事堂でした。
60年代の100円は大金で、今の1000円札くらい有難かったように思います。
当時の私の小遣いは1日10円で、近所の悪童がみんな10円玉を握りしめて駄菓子屋に走ったものです。
100円札を持たせてもらえるのは、お年玉のときだけでした。
田舎に住んで東京に行ったことがなくても、国会議事堂を知っていたわけです。
あともう一つはヱスビーのカレー粉の赤い缶で、国会議事堂の図柄でした。
(赤缶カレー粉は、今でも売っているそうですね。)
みんなが戦争を反省し、民主主義に向けて努力しているのだ、と子どもの私は思っていました。
日本の議会制民主主義の歴史は、国会の前庭にある憲政記念館でおさらいできます。
歴代首相の肉声を聞ける映像検索コーナーがあります。
政治家の演説は、みな迫力がありますね。
そして、戦前戦後と議会制民主主義の道のりが平坦ではなかったことが、よくわかります。
(つづく)

