ダウン症の息子・うつ病の妻・優柔不断な僕 -5ページ目

つわりは二人が想像した以上に長引き、


約6ヶ月奥さんは吐いていた。


しかし胎児に問題はみられず、なんとか入院は免れた。




つわりが終わると、奥さんの体調はうそのように良くなり


仕事もたまっていた有給を消化してちょうど休みにはいることができ、


また新婚生活時代のような、平穏な日々が戻った。


僕は何もできなかったけど、奥さんはよくつらいつわりを辛抱してくれたと思った。




奥さんはやっと食べ物がおいしく感じるようになったので


「最後の二人の旅行」


と何度もいいながら近場ながらにいろんなところに行った。


子どもができたら入れないような宿・レストランなどたくさんいった。


逆に、子どもができたときのために、子どもといけるところはとっときたいから


二人で行けるところに行っといたようなもの。



僕は最初でも記事にしたが、


若くに結婚したこと以外はほんとに平々凡々な人生。


でもむしろそれをマイナスとは思っていない。



奥さんと、かわいいであろう子どもと


裕福ではなくてもみんな健康で


幸せな家庭を築いくことが僕の夢?というか


人生の目標みたいなものになっていた。





それがもうすぐ叶う。


大好きな奥さんとの子ども。


奥さんのおなかのなかで元気に動いている子ども。



毎日毎日、奥さんのおなかを触りながら


眠る瞬間が一番幸せだった。