甘糟りり子さんの著書を拝読させて頂きました
発売は来月なので少しだけ…
妊活や出産にまつわる女性の様々な選択にまつわる短編集
そんな触れ込みの中で短編が8話

不妊治療、流産、未婚の母(10代と40代と)、男性の育児休暇、ダウン症等々…
周りの登場人物の反応もなかなかにリアル
3話に渡り登場する女性の義理の母の反応などは
全く親世代の代表なんだろうなと思えるほど

テーマは選択なのだけれど…
何度も読んでいくと選ぶと思うことが間違い?
そんな風に思えてくるほど
当たり前にありのままにあるがままで
そうやってまず自分が受け入れることができたなら
世界も受け入れてくれるんだよなんて
この本の言いたいことはきっとそういうことなのだと思う
甘えていいって言葉よりもっと自然な受け入れを社会に望みたい

これまで患者側の気持ちとかあまり深く考えたことはありませんでした
なんだかいろいろありすぎるようで
ちゃんとココロ持っておかないと引っ張られる
だからむしろ考えないようにしていたくらい

うっかり患者さんの誰かと親しくなろうものならこっちが参ってしまいそう
一線どころか二重線ひいていますが何か?くらいに
でもこちらを読ませて頂いたあとは少しだけ理解したいような気持ちになれたことも事実

産む産まない産めないで分類される女性に関わる全てにオススメしたい
もちろん男性…特に上司の方にもね

産まないと決めてしまえば産めないって悩むことはなくなるの?


産みたいのに産めない不妊科
産まないのに授かった産婦人科
辛いのはどっち?

産めないなら産まない
授かったら産む
産まないと決める選択こそ間違い??

答えは人それぞれ
ヒントがこの本にあるかもしれないです
ガンダムUC episode7 虹の彼方へ
物語の終わりを見届けてきました
産まれた血筋によって立場が決まってしまい
対立…背負うものが大きかったビスト家とザビ家とリリー少尉の家(忘れた)
生まれを憎むことより祝福されて生まれてきたと知ることで
自己を肯定→少年から大人へと成長

バンシィカコイイ!っていうプラモ的なことは別の場所で語るとしてw
子供の側にとって出児を知ることは大事なんだろうと
宇宙世紀でもテーマになってました(曲解!)

気がつけば半年ぶりとか…
助成金に追われた年度末と
診療報酬改定に加えて消費税増の作業、思い出したくない
2年後にまた同じタイミングであるなんてねぇ?

昨年度体外受精を望まれる方々に行っている調査で
将来産まれてくる子どもに不妊治療、体外受精によって産まれて来たことを伝えるか
この答えが95%以上が「伝えない」だったこと
それに改めてエゴだと思うココロがまだちゃんとあるものの
そんなニュータイプが続々と増えている現実、どうにかならないかな

はじまって一年となる出生前検査の結果があれこれ発表になってました
以前長野かどこかの医院が行っていて物議があった体外受精の際の胚の着床前診断
公にはしないものの学会の方では倫理サイドさえ整えば
そのうちスタンダードになる
→その場合こういう方法が良いらしいって話が進んでいるのも時間の流れ
それなりのお金をかけているのだから無駄をなくす
女性の側の体の負担も減らせるよね

老化には逆らえない分の時間をお金で買えるのか?
この答えはある意味イエスもあるのかと

庭のエンドウ豆が今年もそろそろ終わり
鮮やかな緑の葉が薄黄緑や黄色から茶褐色に変化し
ぐにゃりと変形、ちぐはぐで収穫するのも躊躇うような豆
でも出来る限りの最後の力で種を残そうとする自然の力を
ただただ、そういうものだって受け入れたなら
今出来ることを今しか出来ないことをって思えばいいのにな

抗うことは先進?
予防こそが前進??

生きていること
今ある全てに祝福を
先日の報道番組で顔出しして訴えている男性がいました

40年前、子供を望む男性不妊の夫婦に対して慶應義塾大学で行われたそれは大学生の精子を使っての人工受精
そうして生まれた子どものひとりひとり

遺伝子上の父親を知りたい
適齢期になって、もしかしたら異父兄弟姉妹と知らずに恋をして結婚することとなったら…ということでした

学生から精子を集めるに当たって個人情報を公表しないことが当時の条件だったらしく
男性の要求に対して大学は公表しないと回答

そのため男性は顔出しをして、自分に似ていると遺伝子上の父親や兄弟が名乗り出てくれるかも知れない可能性にかけたというもの

1☆あなたは不妊治療で産まれた子どもなのよ
2☆不妊治療の内容は一般ですよ、体外でしたよ
3☆片親のどちらかに原因があったから実は遺伝子上の片親は違うのよ
4☆その提供者イコール遺伝子上の親はこういう人で何かあれば連絡先はこちらです

この中で3までしか知らされなかった調べられなかった男性
もしかしたら、の可能性にかけて当時の学生名簿を持っているという男性
名乗り出てくれるってこと…あるかしら
あるといいのだけれど
これからの男性の未来のために

これまで親の告知する義務と子どもの知る権利からなんとなく大切だと思っていました
アイデンティティーが第一で…遺伝・血液系の病気になった時の保険とか
その子どもも親になる
当たり前のことも自分が子どものままだからそこまで思い当たらなかった…悔しいけれど

親のエゴは今しか見えていない
当時の大学もきっと研究の成果とか目先の…だったのかなぁ
その先の代までその子どもが大人になった時のことまでは
告知しないことによって近親相関の危険があるかもなんて

きっと狭い世界
血は争えないって昔から言う

顔出しした勇気にまずは拍手して
同じように産まれた何百人の子どもたちは適齢期
それに提供者である当時の学生だってもう親世代

人としての心が残ってると願って…ちゃんとカタがつきますように
それからこれからの治療における告知に対しての何らかの法的なことも方向性がつきますように

例えば…関わる病院に対しても行政への報告義務とかね?