子はかすがい??

出来ちゃった婚と不妊治療
似て非なるもの…そんな部分があることに気がつきました

人工授精で採精したが実は夫ではない人で、だった
凍結受精胚を移植したが実は離婚していた

子どもが欲しいという親のためだけではなく
産まれてくる子どものことを考えていくのが家族計画

そんなわけで夫婦の治療としてスタートしたはずでも
各家庭色々と事情があるわけで…
素直に事情を話す方もいれば自分の思うままに進めていっている方もいるのかなと

夫婦が望んで産まれてくる子どもが理想
ここから始まる不妊治療だからこそのルール
じゃあ夫婦でなくなったら治療はできません→そう言ってしまえばシンプル

離婚しているから受精胚があっても移植は出来ない
これは本当に間違い?
うっかりびっくりな出来ちゃった自然妊娠の子どもとどこが違うのだろうと
出来ちゃった婚になれば由

シングルで産むことになったなら結果同じなんじゃないかしら

母親的に。社会的に。
費用こそ違うものの、相手が分かっているという所では同じ…同じ??

夫婦だから子どもが欲しいのか
子どもが欲しいから夫婦になるのか
子どもが欲しいからその為にパートナーが必要なのか

倫理が追い付かないと、いろんなパターンが生まれてしまいそう
そんな秋の始まり
最高裁判所の判決が下りました
法的な父子はDNA鑑定では覆せない
→妻の不倫の子供だと判明しても法律上父子のままである

DNA鑑定には法律的な根拠がないそう
血縁こそが父親だとは法律では言っていない

血縁関係がないのに養育しなくてはならないのはおかしい→しかし父親である
血縁関係はないけれど養育してきたから離婚したけれど父親でありたい→やはり父親だ

子どもにとっての幸せってなんだろう??

民法では子の法的地位の早期安定を図るために早い段階で父親を確定する要素があるのだとか
夫は子の出生を知った時から一年以内に訴えを起こさない限り推定は覆せない

DNA鑑定されて生物学上の父子ではないって分かる
…女性側が悪いんじゃないの?
告知を怠ったということで
目の前の自分の安定を取ったんだろうね
自分の子には代わりないと言い聞かせて
父子関係が法的に保証されてしまうと自分の血縁のない子どもにも養育費払うことになるのかな?
女性から慰謝料とかとれるのかな??

血縁こそが父親だ
そういう風に決まっていないからこそ成り立っているのが不妊治療
男性不妊で精子提供を受けた夫婦でも子供の【父親】は法律が守ってくれているから提供者にはならない
責任がないから匿名のままでもいい
だけどだからこそ血縁上の父親がなおざりにされてしまってる
→精子提供を軽く(?)受けられる

だけど母子関係は…分娩した方が母親だから
卵子提供を受けた場合出産出来れば自分が母親
子宮がなく自分の卵子でも代理母に頼めば分娩したその人が母親

母親はDNAより分娩を優先されていて
男性はDNAより法律を優先されている

今のところ多分親側の方からの視点
子ども側からみた法律の整備がきっとこれから必要


ルーツを大切に
血縁?法律??
そのうち戸籍には
遺伝上の父親は○○法律上の父親は○○
遺伝上の母親は○○法律上の母親は○○
そんな風に明記されていくようになるのかしら??

嫡出推定…あくまで推定、だけれども法律
一昨年の23特集
「不妊に悩む人に指針を」

42歳北九州にお住まいの女性が自身の採卵が加齢により難しくなったため台湾に渡り、若い台湾女性の卵子提供を受けて夫の精子と体外にて受精
その凍結胚を移植→妊娠判明したということを取り上げていました

自分の遺伝子はないけれど自分の子として
日本人の卵子が良かったけれど近い台湾人ならいいか

そんな風に語っていた女性
台湾での卵子提供による移植までの費用はこの方の場合150万円
そのうち30万円は提供者への栄養費という名目の謝礼金
…栄養費??

提供者によれば無償ではとてもできない
採卵の為の注射や卵が育つことによるお腹のハリなどが辛いのだからと(当たり前)
以前タイだったかで取り上げられた時、提供者はやはり謝礼金を受け取っていた
いくらでどんな名目だったかしら

1年に300人の卵子提供によって産まれている日本
日本国内では完全にダメと言うわけではなく2007年からこれまでに40例ほど事例はあるとのこと
しかし近親者に頼るためドナーがおらず…と
昨年、そういうドナーを無償で募集するNPOが現れたものの法整備も進まず今は新たなドナーも募集していないのだとか
数だけ見て、きっともうすぐ合わせて千人近い海外で提供を受けて生まれてきた子どもが今も育っている現状

早期に法整備が必要であるが日本では生命生殖の進歩に倫理がついていっていないのが問題なのだとコメンテーターはまとめていました

まず…卵が育たない、採れないっていうところ
哺乳類は卵では産まれない!
卵を気にしだした時点で不妊治療の知識がついちゃった、なんて知らなかった頃に戻りたくなるこの頃
それは置いておいて。

この女性の、何よりご主人の想いを聞きたかった
そこまでして自分の子どもが欲しい理由
奥様の遺伝子ではないのに高齢の母体?に無理をさせて出産育児をさせていく覚悟

台湾人ならいいか、なんていう上から目線…これも悲しくなる
若さだけじゃなく良い卵子を育てる為には90日前から食生活や生活習慣を見直し、体調に気を付ける
そして痛い連日の注射や飲まなくてもいいはずの薬による副作用、採卵時の痛みに採卵後の卵巣のハレ…等々
役に立てたら嬉しいって気持ちももちろんある
気持ちと体の負担は別
30万円じゃ足りなくないかしら?栄養費ってそのまま誰もが納得出来る言葉だと思ってしまった

日本では無償で、ボランティアでっていう今の法律
日本人らしいモラルはそのままでいいと思ってしまう
だかといって国内でダメなら海外に、ってそれを受け入れる側もどうかなぁって
ここで有償を許してしまう法整備をしたなら卵子提供ビジネスができるのかな?

今でしょ!の林先生から仕入れたブラックジャックでも言ってた
『命をかけているんだからそれ相応の報酬があって当たり前』
そしてこうも言ってる
『人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいと思わんかね』

不妊に悩む人に指針
一体どんなと考えるならすでに産まれてしまっている子どもたちに不利益のないようには一番大切だけれども
やっぱり倫理は…異国ならいいとかおかしい
治療しすぎて物事の判断力が麻痺しないうちにもっともっとオープンに話し合われてほしいな

とりあえず、このかたの妊娠は成立していたようですが…継続することが大事
産まれたあとどのように育て告知していくかがさらに大事

個人の夫婦のおこがましい願いが何故か社会問題として取り上げられる

病気による卵子提供は国内で認められる
加齢による卵子提供は国内では認められない

子どもが20歳になった時、この母親は62歳
日本のルールは本当におかしい?
どんな法整備が必要になるんだろうか??

つい考え込んでしまう心に栄養費!
…欲しいんですけど(笑)