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私の笛簫日記

笛と洞簫の練習の進捗状況と、練習の傍ら聴いて感動した奏者の方の素晴らしい演奏を記録しておきたくてブログをはじめました。篠笛の素朴な味わいのある音、中国笛子の澄んだ美しい音、洞簫の渋い古典的な音に心惹かれています。


笛を長持ちさせるには、毎日吹いて、湿り気を与えるのも大事だと先生に教わりました。大切に保管しているつもりでも、保湿を怠ると、特に竹は乾燥して割れてしまいます。


季節の変わり目にはくるみ油で手入れします。もし一年に一回だけ手入れをするなら、空気が乾燥する冬にしましょう。笛にくるみ油を塗り込みます。


適した油はくるみ油、ごま油、アーモンドオイル、ピーナッツオイルなど、です。固まるタイプの油は向きません。柔らかい布に油を少しつけて染み込ませ、全体を拭く感じです。


なお、漆やラッカーなどでコーティングされている笛は油で拭いても意味はないとのこと。コーティングされていない竹や木で出来ている篠笛、明笛、洞簫、中国笛子、ファンソウなどは油を塗り込む必要がありそうです。


冬は油を塗り込んだあとは、バッグで保管し、余計な乾燥を防ぎます。そうすると笛が長持ちします。