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私の笛簫日記

笛と洞簫の練習の進捗状況と、練習の傍ら聴いて感動した奏者の方の素晴らしい演奏を記録しておきたくてブログをはじめました。篠笛の素朴な味わいのある音、中国笛子の澄んだ美しい音、洞簫の渋い古典的な音に心惹かれています。

今年初めの1月のレッスンに行きました。青い空がきれいな日でした。





東光寺に到着。お庭の目立たないところに水仙がきれいに咲いていました。四季を楽しめるお庭、笛のレッスンのたびに目を潤してくれます。




今日も復習から。まずは映画『タイタニック』の主題歌「MY heart will go on 」、それから中国ドラマ「武則天(武媚娘傳奇)」の「無字碑」を吹きました。苦手なところを直していただいて


その後いただいたのは、新しいG調の笛の練習にぴったりな山西省の民謡「売菜」という曲でした。訳せば「野菜売り」或いは「野菜を売る」ですけど、たぶん前者ですね。今回の曲はとてもとても速い曲です。早く吹かないと違う曲みたいになってしまうので、出来るだけ早く吹こうとしますが、なかなか指が追いつきません。頑張って練習するしかありませんね。


この曲には「歴音」もあります。中国笛子の本によれば。

洋楽なら、グリッサンド(glissando)と同じものと思われるのですが、Wikipediaでは「滑音」と翻訳されています。でも中国笛子の本を見ると、歴音と滑音は違う技法なのです。


グリッサンドについて、Wikipediaには「一音一音を区切ることなく、隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法をいう。演奏音を指しグリッサンドという場合もあり、演奏音は滑奏音とも呼ばれる」とありました。つまり「滑奏音」と呼ばれることもあるようなので、この辺りが混乱のもとかもしれません。次回のレッスンの時に先生のところに本を持って行って確認しようと思います。


さて、楽譜の見方ですが、「記法」の横の数字には階段みたいな記号が付いていますね。これが印です。「奏法」横にあるのが実際の吹き方です。つまり、この場合「記法」1234を素早く吹いて5をはっきりと吹きます。大きい数字がメインの音です。



YouTubeにお手本に良さそうなビデオを見つけました。この速さに吹けるように早くなりたいものです。こちらをどうぞ。