昨日からの引継ぎ

 

・PCEデフレータもGDP改定値も上振れで、三回利下げの観測が後退し始めている。だが、大局的なドル安トレンドは覆っていないのか、上値は重いと感じた。どちらかといえば、下落方向に大きく動きやすい展開なのではないか。引き続きRANKAのロングはねらい目だろうが、1HEMA下抜けした後のショートは積極的に狙っていきたいところ。あまり相場の分析、市況分析が出来ていない気がする、明日はもうすこし戦術をしっかり練りたいところ。

 

 

  (1)エントリーの考え方

 

・8/30日付が変わって、GDP改定値指標発表後の値動きが落ち着き始めた状況で、押し目を拾うためにロング。

 ⇒レバレッジ設定とナンピンに失敗して、強い下落トレンドに巻き込まれて大幅損切り

・東京時間とロンドン時間で大幅に円が売られドル円は上昇基調。非常にトレードしにくい環境

・押し目もつけずに上昇し、上昇が一服したため低レバレッジでショート。下落の勢いが少し出始めたのを見て積み増し開始。その後建値決済。

 

 

 

  (2)損切り

 

・8/29から8/30にかけて仕掛けたトレードで大幅に損切り。RANKAのトレードで期待値は高かったが、下落が強くドルが買われる気配も全くなく、半ばだましの動きとなって損切りする事に。反省点は幾つかある。

 

ロットの設定(≒資金管理)について。

 本来は5lotでトレードするべきであった。ナンピン位置が深く、5⇒10⇒30とトレードしていく場合のリスク管理が不十分だった。実は145.213円を下回ったタイミングで145.230円でエントリーし、調整するために再度145.194円でエントリーした。これにより結局はエントリー時点で10lotのトレードとなったが、後述するダブルトップの形や下落の強さを考えるとリスクを取るべきでないところでリスクを取りすぎた結果になる。

 

エントリーについて①

 一度下抜けさせてからエントリーする事をもっと徹底させた方が良い。ナンピン位置144.975円に対して、少し高い位置でエントリーしてしまった。そのリカバリーのために追加のエントリーが必要となった。理想的には145.213円を下抜けさせてからロングを売って、ナンピン位置までの深さを抑えてトレードするのが良かった。

エントリーについて②

 チャートの見え方がなっていない。エントリーすべきでなかった理由は複数ある。

 まず、ピボットタッチ後の反発が想定されていた事。ダブルトップを形成していた事。直近のチャート形状が強い短期の下落を示していたこと。ローソク足の挙動において、ドルが全く買われてこない状態を感じ取っていたこと。

 エントリーすること自体は否定しないが、せめてすぐに損切り位置を用意しておくとか、そういうリスクヘッジが欠かせないエントリーであった。

 

ナンピンについて

 145.113円付近のナンピンは余計。破線にしている時点でリバウンド期待の弱いところであった。

 144.975円付近のナンピンもいまいち。ナンピンが早すぎて位置が高くなりすぎた。エントリーと重なるが一度しっかり下抜けさせることが大事。

 

 

145.500円付近のピボットは見えていた。何故、ここで決済できなかったのか。ド転して売っていけなかったのか、後悔の念しかない。この失敗は、よく振り返りたい。

 

  (3)来週以降の戦術

 

明日更新予定。

 

  (4)考えたこと

 

・相場に全然かみ合わない。8月だけで損失が300万近くて本当につらい。

・ナンピンを重ねすぎると損大利小になってどんなに負け率の低いトレードになったとしても収支は上向かない。

・これだったら、ナンピン手法の真逆の事やった方が今のボラティリティにおいては勝ちやすいのかも。

・今は、何も材料がない日でも平気に1~2円は動く相場で、一気に方向感出れば大損害のリスクを抱える相場環境。

 FX始めた時、ポンド円のような殺人通貨は自分には合わないと思っていたけど、今は円が絡む通貨ペアは全て殺人通貨ペアだと思う。

・辛い日々が続くが、早く軌道に乗せるためにもしっかり損切りをしていくことを徹底していかねば。8月は非常につらい月となった。ここが、正念場だ。

 

あと全体的に相場環境が見えていない。稼げる雰囲気、全く感じるものがない。こんな状態でリスクあるトレードなんてやるべきじゃない。