今日で最後にするつもりだった。
誰に何と言われても、終わらせるつもりだった。
嫌われたくない精神のお人好しは、封印するつもりだった。
明日からは赤の他人って、自分に言い聞かせた。
なのにさ、、
なぜかみんなが優しくて。
私が今日で最後にするつもりだなんて、誰も知らないのに。
どうすれば私がやりやすいかを考えて、わざわざ時間を作ってくれたんだ。
しかもほとんど話をしたことないトップの人が、『人生長いんだから、頑張れよ』ってぽんぽんしてくれた。
いつもは目すら合わせてくれないのに。
笑った顔も見たことないのに。
びっくりしすぎて、状況をすぐには理解できなかった。
目尻が下がってる顔を初めて見た。
こんなふうに言ってもらえたの、初めてだったよ。
私なんて、みんなにとって使い捨てにも値しないのに、
みんなは、私が誰からももらえない言葉をくれたんだ。
いい年して、無責任に迷惑かけてばっかなのに。
もう一回がんばろう。
yuri
今週末、10年近く使ってきた携帯の番号とアドレスを変えます。
みんなから離れるため。
もう誰とも関わりたくない。
これで私はひとりになる。
私の今の家を友達は知らないから、携帯が通じなくなれば、二度と会うこともない。
みんな、さようなら。
まさかこんな形で私から離れることになるなんて、思いもしなかった。
みんなの中から私を消したら、次は私の中から私を消せばいい。
さよなら、みんな。
yuri