中国で頭部のMRI検査を受けた話 | イエティの常熟日記

イエティの常熟日記

江蘇省常熟市での駐在員生活を徒然なるままにお伝えするブログです。

激しい頭痛に耐えられず、救急車で病院に

連れて行ってもらった日からの後日談です。

 

 

常熟の病院で血液検査、CTスキャン、心電図を

取って異常なし、と言われた私は休養のため、

会社を休んで部屋にいることにしました。

 

普段から血圧の高いTさんが中国で買った

オムロンの血圧計を貸してもらって、毎朝計り、

総経理に報告することに。

 

 

翌日の血圧は高いままで、また頭痛があった

ので頭痛薬を飲んで寝たり起きたりを繰り返して

いると、夕方にしばらく音沙汰なかった「A」に

関して、ややこしい連絡が!

 

まあ、ややこしかろうが何だろうが、連絡が

あったことは良しとすべきだろう、と思って

翌週打ち合わせをすることにしました。

 

ゆっくりと何かが動き出しているかもね、と

思って、時々悪夢を見ながら寝ていると、蘇州

明基医院でのMRI検査の予約が取れた、と

ウェルビーから連絡が入り、6月17日(金)に

蘇州にいくことになりました。

 

 

金曜日、蘇州明基医院に行くと、駐車場に入る

のに健康コード(苏康码)を見せて、次に病院の

入口前で行動履歴(行程卡)を係員に見せ、

病院に来ましたよ、という位置情報を登録して、

更にQRコードを読み取り来院を受付して、健康

コードをスキャンしてやっと入場です。

コロナ対策は万全です・・・。

 

受付してすぐにMRI検査へ。

 

 

検査前、通訳の人が「取り外しのできる差し歯は

ありますか?」と聞いたので意味が分からずに

しばらく考え「入れ歯」の事だと理解しました。

 

MRI検査では検査着に着替えることもなく、

そのまま台に乗せられて、騒音を低減する

ためのヘッドホンを付けて頭部の検査開始。

 

MRIはドイツの医療メーカー「SIEMENS」の

ものでした。

 

検査後、ほどなくして、医師のパソコンに画像

データが表示され、医師と一緒に画像を見ながら

説明を受けました。

 

結果的に「脳には何の問題もなし」。

 

素人目にも、脳や動脈、静脈の状態はきれいで

自分のSNSのアイコンにしたいぐらいです。

 

自分の年老いた両親の脳のMRI画像と比べると

私のは白い斑点も委縮もない「見た目はいい

感じ」の脳でした。

 

脳に異常がなくて安心したのと同時に、そこで

再びの疑問として、「じゃあ、なんでこんなに

頭が痛いのでしょうか?」という問いに対し、

医師は「心因性」、つまりストレスが原因と

バッサリ。

 

「すごく血圧が高かったのですが」と食い下がる

私に、「すごく痛いから血圧が上がったんだよ」

と医師は言い、私はびっくりでした。

 

「ストレスに関して、中医の先生で良い先生が

いるから、診察を受けてみたら」と言われ、

そのまま午後に診察を受けることに。

 

中国4千年(?)の医学の世界の扉はすぐそこ

です。

 

つづく。