バタフライエフェクト | イエティの常熟日記

イエティの常熟日記

江蘇省常熟市での駐在員生活を徒然なるままにお伝えするブログです。

先日、NHK総合で放送されている「映像の世紀

バタフライエフェクト」を見て、初めてカオス

理論について聞いたのはいつだっただろう、と

思いました。

 

 

カオス理論を端的に表現するのに「ブラジルの

1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き

起こすか?」が使われますが、日本風に言えば

「風が吹けば桶屋が儲かる」でしょうか。

 

「今日の北京で1匹の蝶が空気をかき混ぜれば、

翌月のニューヨークの嵐が一変する」という

バージョンもあるらしいです。

 

さて、私は昨年からずっと仕事上であることが

進まないことに悩まされています。

 

それを仮に「A」と「B」しましょう。

 

仕事は「見通し」や「希望的観測」に基づいて

「計画」を立てていますが、コロナあり、その他

諸々で、まぁ、うまく行かないことよ。(笑)

 

「A」の完遂のために準備をし、日中双方の関係

各所と連絡をとりながら進める、という自分に

とっては当たり前のプロセスが上手くいかず、

ストレスMAX。

 

「B」はもはや我々の手を離れ、手続き論に

なっているので連絡待ち&静観するのみ。

 

私は「A」の見通しが付いたら2年以上ぶりに

一時帰国しよう、と思っていたのですが、全く

見通しがつきません。

 

そこで私は、はたと思いつきました。

「状況を変えよう、・・・先に帰ろう」と。

私が起こす、蝶の小さな羽ばたきです。

 

親会社への手前や遠慮、自分の責任感で「Aが

終わったら」と自分を縛り付けるのを止めて

みたら、別方向に物事が動くかもしれない。

 

相手が変わらないなら、自分から何か行動を

起こしてみようと思いました。

 

それによって上手くいく、というよりはカオス

(混沌)状態になるおそれもありますが、膠着

状態のまま時間切れになるよりも、何かを動かさ

なければ前に進めません。

 

それで自分がエライ目に逢ったとしても、

その時はその時で考えればいいや、と。

 

6月8日、総経理に唐突に一時帰国の意思を

伝えてOKをもらって、スケジュールを組み、

6月9日に親会社に一時帰国を申請。6月10日に

親会社から許可が出ました。

 

6月、7月の上海浦東空港発成田空港行きの

ANAのフライトは満席で、8月初旬に一時帰国

することにしました。

 

夫に一時帰国のことを伝えたら、帰国日の翌日

から、昨年亡くなった義父の納骨のために夫、

義母、義妹夫婦で長野県に行く計画があると

聞きました。私はそれに同行できそうです。

ナイス!

 

6月9日から、日本から中国に入国した際の

隔離日程が21日間(上海3日+江蘇省指定隔離

施設11日+自宅健康観察7日)から、14日間

(上海3日+江蘇省指定隔離施設4日+自宅健康

観察7日)に短縮。それでも2週間か・・・、と

思いつつ、一歩前進です。よしっ!

 

6月14日、海外から日本へ帰国/入国する際の

72時間前のPCR検査証明書の書式が簡素化

されました。いいね!

 

そして・・・。

 

6月14日、「B」に関して少し手続きが進みそう、

という連絡をもらい、来たぞ~、来たぞ~、と

何か流れが変わった気がしたところで、その夜、

私自身がどエライ目に遭遇!

 

その話は、また後日。

 

8月初旬の一時帰国が実現するか、自分でも

ドキドキしながら過ごそうと思っています。