セレモニーの舞台裏 | イエティの常熟日記

イエティの常熟日記

江蘇省常熟市での駐在員生活を徒然なるままにお伝えするブログです。

今回のセレモニーの舞台のしつらえや装飾

などに関して、私は意見を求められることが

多く、あまり忖度せずに「こうした方が良いと

思う」と伝えました。

 

赴任する少し前に、親会社の周年行事を経験

していたことで、臆せずに意見を言えて良かった

です。

 

中国式に、紅い色多めの装飾になるかと思って

いたら、ブルーを基調とした画面デザインを装飾

会社が提案してきました。

 

董事長や総経理が挨拶する舞台の背景は、

幅10m×高さ4mの巨大なLEDディスプレイ。

 

 

巨大ディスプレイには日本、中国の親会社の

PRビデオが投影されました。中国語版があって

良かった・・・。

 

その他、本社の広報にお願いして、親会社の

役員からのお祝いメッセージを動画で撮影して

もらい、そのデータにこちらで中国語の字幕を

付けて流しました。

 

その編集はお金の節約のために「Filmora」で

私が担当。(笑)

 

本当は役員にはこちらに来ていただきたかった

ですが、さすがに今の状況では無理です。

 

そして、爆竹替わりのつもりか、流れた花火の

映像は富士山がバックの、実際の日本のもの

でした。

 

スクリーンの裏側はこんな感じ。

 

 

映像と音響のオペレータは3名で舞台演出の

監督が別にいました。

 

 

両脇の壁際に照明のタワーを組んで、かなり

派手目なライトがグルグル回ります。拍手の

時には拍手と同期させ、オペレータがライトを

点滅。そこまでするか?(笑)

 

 

お客様からは、たくさんの「祝花」をいただき

ました。このお花は常熟のイオンモールに

ある花屋で1個258元(約3,950円)。

 

デザインを統一したいということで、花屋を

指定したWさんのこだわりが伺えます。

 

 

受付カウンターの横にお菓子のコーナーを

設置。その奥は「祝花」のお金の支払いと

領収書(発票)の受け渡し場所を設けました。

(写真の左側)

 

「祝花」の精算も支払い専用のQRコードで

WeChatペイ!超合理的です。

 

 

こういった華やかなセレモニーの裏には

地道に準備する多くのスタッフの姿があり

ます。

 

今回は、Wさんと営業アシスタントのGさんの

二人の女性社員が大いに頑張りました。

 

セレモニーが終わってWさんがお金の支払いに

関して報告しに来た際、私は彼女の頑張りに

対し、最大限のお礼と労いの言葉を送りました。

 

彼女は恐縮して「いえいえ、会社の発展の

ためです。当たり前のことです」と言いつつも

その目にはきらりと光るものが・・・。

 

Wさん、Gさん、そして頑張ってくれた皆さん、

ありがとう。

 

こういう人たちのためにも、製品の拡販に

向けて、現実的に歩みを進めないと・・・。