【閲覧注意】まさかの昆虫食 ~王四酒家(東南店)~ | イエティの常熟日記

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江蘇省常熟市での駐在員生活を徒然なるままにお伝えするブログです。

常熟の老舗レストラン「王四酒家」の創業は、

清の光緒帝の時代、1887年とのこと。日本で

言えば、明治20年にあたります。


常熟には何店舗かあるようなのですが、この度

新しいお店が常熟のイオンモールの近くに開店

しました。

 

ある日のこと。

 

中国人副総経理のXさんが、会議運営の仕方や

事業の進め方について話したい、ということで

通訳をしてくれる女性社員と一緒に私の席へ。

 

彼の不満・悩みは、日本人と中国人社員の間で

言葉の問題からコミュニケーションがうまく行って

いない、Xさんの言いたいことがキチンと伝わって

おらず、誤解があるのでは?ということでした。

 

私もそのようなことは感じていましたし、やはり

通訳を介しての話だと、かなり内容を要約されて

感情面までは伝わらないと思っていましたので

思っていることをそのまま聞かせてください、と

言い、通訳の女性には遠慮しなくていいから、

Xさんが話をした内容を意訳せずに伝えてくれる

ように頼みました。

 

約2時間後・・・。

通訳を入れての愚痴の2時間コースはなかなか

ハードでした。(笑)

 

いろいろ話してすっきりしたのかもしれませんが、

Xさんは今度皆で一緒に食事に行こう!という

ことで、予約してくれたのが新しくできた「王四

酒家」でした。

 

 

 

 

お店は1階が食堂でお昼の営業あり、2階から

3階が宴会場や個室、広間です。

 

 

 

 

会食当日、ホスト役のXさんは出張先から戻る

のが少し遅れ、皆で先に飲み始めました。

 

料理は例によって中国人スタッフWさんの

チョイスです。

 

料理は盛り付けもキレイで美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

やがてXさんが無錫の名物だという「陽山の桃」を

抱えて到着し、わいわいとお酒が進みます。

 

 

そして、私が衝撃を受けた料理がこちら・・・。

 

 

黒く見えるのは「蟻(アリ)」です!ぎゃああ!

 

 

 

松の実とアリを炒めたこの料理は、雲南省の

料理だそうで、Wさんは「美味しい~♪」と

バクバク食べていました。

 

私も恐る恐る試しましたが、アリの食感は

中身のない胡麻みたいな感じです。まあ、

外骨格生物ですからね・・・。

 

子どものころに食べた(食べさせられた)

イナゴの佃煮に比べれば、昆虫成分は

あまり感じません。

 

やがて私の頭の中に、松坂慶子の歌う

「愛の水中花」のメロディが・・・。

 

♪これもアリ、あれもアリ、

♪たぶんアリ、きっとアリ・・・。

 

お会計は、Xさんが払ったので不明です。

いろいろなシチュエーションで使えるお店

だと思います。

 

◆王四酒家(东南店)

常熟市东南大道33号1~3层