2018 木賊温泉ツーリング | MOTORESTMUS

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仲間うちで毎年恒例なのだが、ここ2年ほど参加してなかった温泉民宿へ。ロンツーにも拘わらず相変わらずの10:30am出発。東関道・圏央道・常磐道で友部まで。久々の高速道路は怖い。(わからんでもないが、牛久の大仏様での減速はヤメレ)

 

個人的に走りたいルートがあるので今回も宿集合にしてもらった。前夜にツーリングマップルで道を選択。時間の余裕はないのだが、少し寄り道しながら現地に向かう。まずはR355からビーフラインへ。

 

↓ 画像のここが起点。

 

由来は肉牛を運ぶのに使われる道だとか。アップダウンの激しい道だが、カーブが多いわけではない。

 

今年は暑い日が長く、この日も10月なのにTシャツで十分な気温。寒くなったら紅葉を眺めながらゆっくり流すのが楽しそうな道だ。

 

ビーフラインを進みR123にぶつかり左折。那珂川の橋を越えた信号を左折すれば引き続きR123で、ツインリンクもてぎが近い。行ってみたかったが時間がないので直進してK12を使いR293に出る。

 

K234、K232へ入ると落ち葉、水たまり、泥があってけっこう汚れた。こんな道なのに途中にあった臨時駐車場にクルマ数台と観光客らしき人が。あとで確認したらフクロウを祀る鷲子(とりのこ)山上神社という名所があったようだ。滅多に行けるところではないので寄ってみればよかった。

だいたい、いつも帰ってから悔しがる。ライダーは降りたがらない(笑

 

R461を少し通り、K52を使って那珂川町の室町というところに出るも、人をまったく見かけないことに驚いた。何かあったのだろうかと・・。

昔からある、かつては賑わっていたであろう雰囲気のある街なのだが。

 

K27を使ってR294に出てしばらく北上。広域農道というのは、どこも快適な道が多いのでつい調べもしないで入ってしまう。

 

りんどうラインの先はR4だった。そのR4を北上し羽鳥湖へ向かうためK37へ。しかし、そこで時計を見ると・・・仕方なくR289へ戻り南会津方面へ。

 

4300m以上もある甲子トンネル。甲子・・・こうし、こうつ、きのえね?いや「かし」と読むんだそうな。

 

道の駅・下郷で少し休憩したが、さっさと旅館を目指さねば。もう16:30を過ぎてアセり始める。

 

18:00をまわりすっかり暗くなったが、ようやく到着。

 

みんなのお気に入り、若松屋さん。

 

実は、宿のすぐ下を流れる川に24時間の開放温泉(岩風呂)があるのだが、先の台風での増水が収まらず使用できないとのこと。深夜に川のせせらぎを聞きながら、と目論んでいたので残念だ。

少し歩いて、この広瀬の湯に入ることになったが、19:00過ぎには終了するというので少々あわただしい。しかし、お湯はとても良かった。

 

さあ、それではお待ちかねの。

 

若松屋といえば、おかみさんの天才料理!おかみさんと娘さんだけですべて賄っておられる。これを目当てに来るお客もたくさん。旅ライダーの加曾利隆さんも、今年はもう3回来ているとのこと。

 

イワナは塩焼きと刺身もある。料理の点数は多くとても楽しめる。

 

黒毛和牛のスキヤキ風鍋、このあと絶品ハンバーグも。

 

大トリは、新蕎麦とマツタケごはん。どれも味付けが実に素晴らしい。大食いのメンバーも大満足。

 

翌朝は雨。

奥只見に行きたかったが新潟方面は雨模様。よって日光方面へ。福島は会津、中、浜で天気がまるで違う。

 

朝食からこのボリューム。マイタケご飯もとても美味しかった。秋はきのこ、春は山菜の地。朝食の習慣がない自分が完食。

 

それどころか、白米をおかわり。米、ほんとうに美味しい!

 

岩風呂の状況を確認してきたのだが、湯だまりが完全に土砂の下。復旧は大変そう。この櫓(やぐら)は、数年前の大増水ですべて流され、建て直して間がないのだが、今回はなんとか無事だったようだ。

 

土砂で川底が上がってしまい水面が上昇。そのため浚渫(しゅんせつ)をしないといけないらしい。早い復旧を祈ります。

 

中央に映っているのが女将さん。いつも美味しい食事を有難うございます。

 

木賊を出ると路面はドライ。合羽の必要もなかったね。帰路はR352、R121、R400を繋ぎ、日塩もみじラインへ。

久しぶりの峠道でR1100Sを自在に扱うことなどできず、最後まで違和感たっぷり。思えばこのオートバイを満足に走らせたと感じたことは、春に走った西伊豆の1回のみ。なかなか手に馴染まない原因はどこにあるのだろう(かといって、楽しくないわけでもないので困る)。

 

ご存じ大笹牧場で休憩。

 

久しぶりに気候も良く、とても多くのライダーが集まっていた。少し早いがここを下山したところで解散となった。

 

みんなは日光宇都宮道路から東北道に入ったが、自分は常磐道方面に向いたかったので、K14の舗装林道へ(またこんな道)。

 

K14から鹿沼市街へ。

適当なところで北関東道へ乗ろうと思ったが、R352からR408、さらにR294へ。そこまで来ると、もはや筑波サーキットの延長でしかない。よってすべて下道での帰宅となった。

 

ずいぶん走ったという実感なのだが、2日間で626km。自分ではこれでも稼いだ方。

 

追記:その後、若松屋さんは休業されております。

 

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