福島孝徳先生が亡くなられた


ついこの前TVを通して活躍する姿を拝見した

生涯現役の言葉通り



3年前に先生に手術をしてもらったお陰で

今生活が出来ている


どの先生も 経過観察 との診断

手術したら聴力無くなるんだから、しなくてもだんだんと聴こえなくなるからそれまで待った方が良い

と…


そんな中、福島先生は

めまいがそんなに酷くて、生きていけないでしょ、

手術しよう

聴力が正常なうちに手術すれば残せると思う

8割の確率で残す!


で、手術が決まった

コロナ禍でたまたま日本滞在が長引いたせいで私の手術が決まった

そして聴力は残った


手術前も何かあったら24時間いつでも電話してきて良いと、秘書の方に言われてビックリした

必要なら先生にもつなぐ、と言われ

いやいや、いつ寝るんだろう…と

もちろん、電話する事は無かったけど、先生からは夜中の1時ごろに着信があったりした

いつ寝てるんだろうと心配してしまった




その2年後、

もう片方の耳の聴力を失った

でも、手術した方の耳が頑張ってくれている


普段診てくれている耳鼻科の先生は、

普通この状態で聴力は残せないと思う、と

脳外科の有名な先生も、頭蓋骨の骨が厚いタイプだから、手術したら聴力無くなるよ、絶対。

と言った


でも、今聴こえている


片耳は凄く不便だけれど、あの時先生が手術をしてくれなかったら、

私は今、音の無い世界にいただろう


考えただけでゾッとする



本当にありがとうございます


福島孝徳先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます