こっちは、本物
キスリング作として購入の油絵、「天才贋作師」が描いたか…ベルトラッキ氏認める(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
キスリング作として購入の油絵、「天才贋作師」が描いたか…ベルトラッキ氏認める
配信
山田養蜂場(岡山県鏡野町)は、所蔵する油彩画が、ドイツの「天才 贋作がんさく 師」と呼ばれる
ウォルフガング・ベルトラッキ氏による贋作である可能性が高まったと発表した。今後、科学分析を検討する。
同社によると、問題の油彩画はポーランド出身の画家・キスリングの「モンパルナスのキキ」として
2013年、東京都内の美術館から購入した。
今年4月、この油彩画を貸し出した際に、外部から贋作の可能性を指摘された。
作品の裏側に、ベルトラッキ氏の贋作に見られる来歴を偽装するラベルがあり、
9月下旬、同社の担当者がベルトラッキ氏に確認したところ、同氏が描いたと認めたという。
同社はフランス近代絵画の収集で知られている。
担当者は、「見た人に真実を伝えられるよう、しっかりと調べたい」と話している。
同社は今回の油彩画を、同社ギャラリーで開催中の展覧会「自然賛歌 美しきバルビゾン派の世界」で、
所蔵する約500点と共に公開している。
バルビゾン派は19世紀半ば、パリ近郊のバルビゾン村で活動した画家の集まりで、自然や農村を描いたミレーやコローらで知られている。
コローの「霧の朝」は今回初公開で、幻想的な朝の光に包まれながら牛が水辺にたたずみ、美しい銀灰色のベールに包まれた木々が空間に溶け込んでいるかのような作品だ。
自宅の裏庭にある巣箱の近くでくつろぐ子どもを描いたミレーの「蜜蜂のいる風景」や、
ジャックやルソーら同派の作家の作品も並ぶ。
同派以外のルノワールやモネ、ピカソ、奥津温泉を訪れていた棟方志功、県出身の竹久夢二の名品も楽しめ、
担当者は「各作家のいろんな表現方法や個性を堪能してもらえれば」と話している。
公開は13日までと、同17~20日、31日~11月9日で、各日とも午前10時~正午、午後2~4時の各2時間。
先着各60人の完全予約の入れ替え制で、同ギャラリーの専用予約フォームから申し込むことができる。
入館料は一般2000円、中高大生1000円、小学生500円。


