「ダーウィンの進化論」、

日本兵は学校で教わっていた!

米国では、現在も、「州の法律」で「公立学校」で教えるのを禁止!

 

戦前、昭和天皇は「現人神」だった。

だから、

米軍は、日本兵捕虜に、それを否定するために、

「ダーウィンの進化論」を教えた。

 

すると、

日本兵は、

「それは、既に、知っている。

学校で教わった。」

と応えた。

 

 

他方、

米国では、現在、「キリスト教の、聖書の教えに反する」からと、

南部などでは「州の法律」で「公立学校で教える」のを禁止している!

教えた教師は、処罰されている。

 

〇 〇 〇

 

敗戦の1945年8月15日を境に、

昭和天皇は、明治政府以来の「現人神」の役目を下りた。

その前の「象徴天皇」制に戻った。

 

1946年元旦での「人間宣言」でも、日本人は、ビックリしなかった。

 

しかし、

現在、

確実に、

神ヤハウェのリアリティを感じるクリスチャンは減少している。

「キリスト教・離れ」が進んでいる。

 

日本のクリスチャンの高齢化が進んでいる。

教会は、老人だけになって来ている。

 

1945年敗戦後、大勢の宣教師が日本にやって来て、

キリスト教の大ブームが興ったが、

創価学会などの新興宗教に多くの人は救いを求めた。

 

明治政府の下、信仰の自由を得たが、150年かけて、

人口の1%に達しないで、衰退していく。

 

遠藤周作も、キリスト教を、捨てたと考える。

 

深い河 新装版

2021/5/14 遠藤周作(著)

喪失感をそれぞれに抱え、インドへの旅をともにする人々。
生と死、善と悪が共存する混沌とした世界で、
生きるもののすべてを受け止め包み込み、
母なる河ガンジスは流れていく。
本当の愛。
それぞれの信じる神。
生きること、生かされていることの意味。
読む者の心に深く問いかける、第35回毎日芸術賞受賞作。

人は皆、それぞれの辛さを背負い、生きる。
そのすべてを包み込み、母なる河は流れていく。

死生観、宗教観に問いかける名著

本当の愛、生きることの意味を問う、
遠藤文学の集大成!
 
1923年東京都生まれ。48年慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
’50年カトリック留学生として、戦後日本人初めての渡仏、
リヨン大に学ぶ。
’55年『白い人』で第33回芥川賞受賞。
’58年『海と毒薬』で新潮社文学賞・毎日出版文化賞、
’66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞、
’80年『侍』で野間文芸賞、
’94年『深い河(ディープ・リバー)で毎日芸術賞を受賞。
また狐狸庵山人の別号をもち、「ぐうたら」シリーズでユーモア作家としても一世を風靡する。
’85年~’89年日本ペンクラブ会長。
’95年文化勲章受賞。
’96年9月、73歳で逝去
 
どんなに苦しくとも、書き上げなければ。
 ベストセラ-『深い河』は、いかに壮絶な闘病生活の中で書かれたか。
小説の創作過程が、著者の心境や生死観と並んで綴られた、感動的な日記。
 
 
神とは、信仰とは、どういうものか? 
霊性と宗教は矛盾しないのか?

批評家、随筆家、そしてNHK「100分de名著」で最多の指南役を務める著者が、自身と共通点も多いキリスト教文学の大家の作品から、「日本人とキリスト教」を考察する意欲作。
本書の軸になるのは、遠藤最後の長編『深い河』。
著者はこの作品を「遠藤周作一巻全集」と呼ぶべきもので、
遠藤の問いがすべて凝縮されている重要作と語る。
神、信仰、苦しみ、霊性、死について……。
それら一つ一つを章タイトルに据え、登場人物の言動を丹念に追いながら、
そこに『沈黙』や他作品を補助線として用いることで、
遠藤や著者自身はもちろん、多くの日本人キリスト教者が追究した大テーマ
「日本的霊性とキリスト教の共鳴」を可能にする。

はじめに 日本的霊性とキリスト教
第1章 神について
第2章 死について
第3章 出会いについて
第4章 信仰について
第5章 告白について
第6章 苦しみについて
第7章 愛について
おわりに 復活について