感謝です。

 

「キリストの復活物語」を、捨て去った、マルコの神学!

 

「キリストの復活物語」は、弟子が体験して、

弟子が、話し始めた、

「弟子にとって、意味のある価値のある、出来事・内容」である。

 

マルコの物語では、

ペテロはこの場面以降、最期まで姿を消しており、

イエスの死刑、埋葬、そして「復活」を示唆する「空の墓」の物語にも

一切ペテロは登場しない。

 

マルコ福音書しか知らないキリスト信者がいたら、

ペテロという人物は

あの時イエスを裏切って、身を投げ出して泣いた以降、

どこかに姿を消し、一生キリスト教とは縁を切ったのだろう、と思うことだろう。

 

一体、どの面下げて、イエスの弟子であると大手を振って言えるのだろうか

と考えるであろう。

 

 

 

「キリストの復活物語」は、

 

弟子たちの前に出現して、

逃げ出した弟子たちに、許しを与える、行為である!

 

それだから、大切に伝承されてきているのである。

 

しかし、

マルコは、これを認めない!

拒否している!