道元が、始めるのだが、
これは、各々「別次元の宗教」であり、
しかも、完全に「自立・完結」している!
だから、
お互いに、相手を、否定してはならない。
相手を、下に見てはならない。
(1)第一層:「出家」僧の「原始仏教・正伝の仏法」
道元和尚が、8歳の母の死に遭い、自己の「死苦」解決のため、
歴史上の釈尊の教えを求め、「一切経・大蔵経」を二度も読破して、
「原始仏教・正伝の仏法」に出逢い、この「自己の観無常」を克服した。
…しかし、これは、瑩山禅師によって、完全に封印された。
生涯の最後に「五老峰・ストーパ」を構築し、新しい嗣法を主張!
如浄禅師を「高祖」に据えて、
「その教え」がそっくり自分・瑩山禅師に伝わったとして。
架空の嗣法「高祖・如浄禅師⇒道元⇒懐奘⇒義介⇒自分の瑩山禅師」
(2)第二層:「在家」僧の「日本天台宗、達磨派」
(つまり、インドの「在家」、バラモン教=ヒンデゥー教に対応)
「天台密教、梵我一如のお悟り」
初祖「大日・能忍」が、中国禅を研究し「無師独悟」で悟った。
…「懐鑒」「義介」と嗣法して、「瑩山」禅師は「五世」となる。
これが、歴史上の、実際の「嗣法」である!
(3)第三層:「在家」一般信徒
日本古来の「先祖・神=農耕・神」を信仰する。
…「お彼岸」「お盆」で「おもてなし」で交流する。
…ここにおいては「教義」は、少しも必要ない。