ロシア最新鋭戦闘機Su57に攻撃 ウクライナ発表「史上初の損傷」
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モスクワ近郊で2021年7月25日、航空ショーで飛行するロシアのSu57戦闘機=ロイター
ウクライナ国防省情報総局は9日、
ロシアとの戦闘が続く前線から
約600キロ離れたロシア領土内の基地で駐機中の
戦闘機を攻撃したと発表した。
ロシアの最新鋭ステルス戦闘機Su57を「史上初めて損傷させた」としている。
【写真】ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東部ルハンスク州で2024年6月7日、ロシア国防省がウクライナ側の攻撃で損傷したとする建物=ロイター
ウクライナ側は発表の中で、
戦闘の前線から589キロ離れたロシア南西部アストラハン州にある航空基地で駐機していたSu57の攻撃に成功したとしている。情報総局がX(旧ツイッター)に投稿した8日付の衛星写真では、
航空機の付近に2カ所の黒い跡が残っている様子が確認できる。
一方、Su57の損傷の程度などは分かっていない。
Su57はロシアの第5世代戦闘機で、ステルス機能を備えた最新鋭機。
地上攻撃のための長距離ミサイルを発射する能力があるとされる。(パリ=宋光祐)
朝日新聞社
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