1996年「勤続25年・褒章休暇」を利用して、
やっと、8日間、「眼蔵会」の提唱を聞くことができた。
『正法眼蔵』の「全機の巻」「都機の巻」の提唱だった。
しかし、修行僧・坊さんたちは、坐禅の恰好で、全員が寝ていた。
がっかりした。
「毛穴から、講義が吸収できる」とも聞くが・・・
平和な世の中になったものだ。
三食付きで、1泊、1000円だった。
勿論、
朝は、5時起きで、「法堂」に上り、
坊さんと一緒に「朝課」を行い、
「坐禅」も、行い、
食事も、坐禅のままで、作法に則り、お経を唱えながら、頂く。
自分たちのトイレも、自分たちで洗って清める。
「デジタルツイン」で永平寺を後世に…仮想空間で重要文化財19棟を再現(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
「デジタルツイン」で永平寺を後世に…仮想空間で重要文化財19棟を再現
配信
「デジタルツイン」技術で再現した永平寺の山門=永平寺・清水建設提供
曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)の
仏殿や法堂など伽藍(がらん)内の重要文化財・全19棟が
「デジタルツイン」技術によって仮想空間上に精密に再現された。
ゼネコン大手の清水建設が協力し、骨組み一本一本の構造まで可視化。火災や地震で被災した際の早期再建などに役立つ。文化庁の担当者は「これだけの規模で重文をデータ化した事例は聞いたことがない」としている。 永平寺は鎌倉時代、道元によって座禅修行の場として開かれ、今も大小70棟余りの建物が残る。
このうち重文19棟について、清水建設と永平寺が昨年7~9月に測量作業を実施。
上下左右に360度回転する特殊なスキャナーを使って毎秒100万回以上、レーザーを照射し、
3次元空間上の「点」の集合体として、建物の構造を把握した。
その上で、外観や内部をコンピューターグラフィックス(CG)で再現。
あらゆる方向、角度から建物を見られるようにし、内部を「透視」するように断面を表示する機能も持たせた。
永平寺は約800年前の開創以来、8回の火災に遭い、重文19棟は、
江戸前期から昭和前期に再建された。
寺施設の管理を担当する石田純道・直歳(しっすい)は
「修行の場である建物群の姿を後世に引き継ぐことが我々の使命。
万が一焼損しても、従来より早く再建できる」と意義を強調する。
CGは、仏像や装飾品なども忠実に再現しており、
永平寺は今後、オンラインで境内を巡る「バーチャル参拝」への応用も検討する。
【画像】「デジタルツイン」技術で再現した永平寺の山門=永平寺・清水建設提供
◆デジタルツイン
体や建物などの計測データをデジタル空間に取り込み、
現実世界とそっくりな「双子(ツイン)」として再現する技術。
防災、医療など幅広い分野で実用化や研究開発が進んでいる。
【関連記事】