鏡島元隆は「学者だから」、
その「愚かさ」を批判されなければならない!
『道元禅師語録』
如浄禅師は「心塵脱落」と教え、
道元和尚は、それを否定して、
「身心脱落」に、変更した。
『宝慶記』を、
自坊に戻ってから、
記録しているのだから、
如浄禅師の前後の会話から、
文脈上「心塵脱落」であり、
道元は、それを否定しているのが、明確である。
更に、
中国人の「序文」でも「心塵」である。
それにも関わらず、
学者にも関わらず、
鏡島元隆は「同じ意味なのだ」と言い張る!
その原因こそが、
現在の「日本曹洞宗」の
「死に至る、末期の癌・暴走」である!
道元禅師語録
(講談社学術文庫)
1990/10/5 鏡島元隆(著)
道元禅師の思想と信仰は、『正法眼蔵』と双璧をなす
『永平広録』にもっとも鮮明に、かつ凝縮した形で伝えられている。
本書は、その『広録』十巻の中から抄出された『語録』
を訳注したもので、
興聖寺と永平寺における「上堂語」や「小参」「法語」をはじめ、
中国禅とは異なる禅師の宗風の独自性を示す
「普勧坐禅儀」や「坐禅箴」などが収録されている。
比類ない道元禅の要諦を窺うに最適の訳注書である。