英語は、話す速度を上げると、前後の単語が「癒着して発音」される!

だから、発音記号で、「会話を写し取る」ことはできない。

「まったく、状況で変わって」しまうから。

 

他方、

日本語は「五十音」「1子音+1母音」を、最後まで維持する!

 

だから、

英語は、単語を「分かち書き」する必要がある。

 

日本語は、「分かち書き」しなくても、単語の切れ目を、認識できる。

これは、縄文時代の、南洋ポリネシアの言語からの継承だろう。

「万葉仮名」「平仮名」で、書き言葉を「写した」ので、

「五十音」の発音の基本構造は、固定化され、現在まで保存された。

 

毎日お米を食べている。

これは、「単語」に分解すると、

毎日、お米、を、食べ、て、いる。

 

『みんなの日本語』の根本的な欠陥は、

日本語を「単語」に分解して、その構造を、把握しない事である。

 

だから、

「中級日本語、上級日本語」に、成長・発展することができない。

 

「学校文法」「橋本進吉の文法」は、優れたものである。

「意味」ではなく「形」を重視するので、小学生でも理解できる。

 

これを基盤にして、「古典文法」に発展させることができる。

これと「英文法」を対比させて、英語の理解もスムーズにできるようになる。

 

つまり、「学校文法」は万能の「ハブ機能」を発揮する。

 

外国人に対しても、

この「学校文法」で日本語を把握する必要がある。

「中級日本語」「上級日本語」では、これが基盤だから。