イスラエル首相、米大統領に反論 ガザ戦闘「国民の多数が支持」

時事通信

 【イスタンブール時事】イスラエルネタニヤフ首相は10日、

バイデン米大統領がパレスチナ自治区ガザでの戦闘継続にこだわるネタニヤフ氏を

「イスラエルを救うというより、損害を及ぼしている」と批判したことに対し、

「国益を損なっているというのは間違いだ」と反論した。

 

  ガザでの戦闘休止の必要性を巡り、両首脳間の溝が改めて露呈した形となった。

 

  ネタニヤフ氏は米政治専門メディアのポリティコのインタビューで、

イスラム組織ハマス壊滅を目指す戦いは

「私が個人的に追求しているのではなく、圧倒的多数の国民に支持されている政策だ」と主張。

ガザに残るハマスの戦闘員を一掃しない限り、

昨年10月7日のイスラエル奇襲と同様の「虐殺」が繰り返されると訴え、

「国民はかつてなく団結している」と強調した。

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