北朝鮮・金正恩が「大暴走」のウラで、北朝鮮の「知られざる真実」が急浮上…! 脱北者たちが明かす「北朝鮮の深層」と、日本、韓国、北朝鮮、中国「レッドアラーム」の行方
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北朝鮮の「苦しい暮らし」の実情
今は調べようとすればたいがいの調べはつく時代だ。 しかし、それを頑なにせず、脱北者が目の前に現れれば拒否し、真実は無視しながら、本当のことをまったく知らないままに「北朝鮮」を賞賛し続ける人たちが少なからずいる。 【写真】文在寅の「引退後の姿」がヤバすぎる…衝撃ショットを見る! こうした人たちにはまず「現実」を見て欲しいと思う。最近話題の映画『ビヨンド・ユートピア脱北』では、北朝鮮から脱北した家族の生々しい姿が描かれていて、見るとその内容に衝撃を受ける。 多くの人にこの映画を観て欲しいと思ったし、映画の中で家族が発した言葉を聞いてみて欲しい。そこに「北朝鮮の真実」が見られるはずだ。 私自身、韓国でこれまで数多くの脱北者たちと接してきた。韓国では脱北したものの長年の北朝鮮の暮らしの影響か、3年ほどは太れないということをよく聞く。
これまで食べられずにいた物が、韓国では目の前に出される。北朝鮮時代より確実に食べている量も増えるのに、夜中に吐いてしまったりして太れないというのだ。
脱北者が「恐れていること」
また「日常生活での常識が180度違う」という点も、彼らはストレスを感じるという。 韓国での脱北者には社会生活に入ると、一定期間、警察官が担当して、生活や身の回りをサポートしてくれる制度がある。
だが、北朝鮮で警察官(保衛、保安)といえば「いつでも罪をなすりつけ収容所に連れて行く権限、権力を持った1人」だ。
脱北してすぐはその違いがわからず、
韓国でもその警察官がいつも自分を監視するということに違和感が大きいというわけだ。
そして、多くの脱北者の方に共通するのは
「従北思想者たちにいつ捕まるか」と、
自分の身の危険を感じているということだ。
脱北者の方たちは、韓国にも北朝鮮の息のかかった組織があることを知っている。
事実、韓国では脱北者に北朝鮮に帰るよう説得する人たちのことがニュースで報じられることがある。
記憶に新しいところでは、
脱北者が文在寅政権下で亡命を望んだが、
その5日後、板門店まで目隠しと体を縛られ連れていかれ
引き渡し直前には嫌がる脱北者を引きずり北朝鮮に渡していたことが発覚した。
北朝鮮が動き出した!
いま北朝鮮は、大きく動き出している。
年末年始に金正恩総書記が韓国を「敵」だと口に出し、
「平和的統一」への道を断ったことは衝撃を与えた。
その後、北朝鮮が韓国側に砲撃を始めるなど、金正恩は本気度を見せている。
日本は韓国と距離を縮め、北朝鮮は中国やロシアと接近する。
台湾情勢もあいまって、東アジア情勢に「レッドアラーム」が鳴り響いている
ことは言うまでもないし、
2024年はその緊張度がさらに増すことになるだろう。
そんな時代だからこそ、いま北朝鮮の「真実」を知ることの重要性はますます増してくるだろう。しかし、情報が限られている北朝鮮だけに、いったいなにが真実なのかを見極める必要性も高まってくるわけだ。 さらに連載記事『2024年、北朝鮮・金正恩が「大暴走」のウラで「日本から北朝鮮に渡った人たち」の“知られざる実情”…! 北朝鮮でいま起きている「本当のこと」』では、いま韓国で起きている“もう一つの異変”についてレポートしよう。
豊 璋(在韓国コンサルタント)
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