感謝です。
英語が上手な貴方に、「ウイリアム・ブレイク」はぴったしです。
「虎!虎!」などは、特に。

「天使が、天国と地上とを、行ったり来たりしている夢」です。ヤコブさん


また、内の奥さんは「英文科卒」で、卒業論文で「ウイリアム・ブレイク」が、
テーマとのこと。
1977年5月連休での新婚旅行では、大英博物館を断念して、奥さんの希望で、
「テート・ギャラリー」に行って、
「ウイリアム・ブレイク」の原画を、堪能しました。

無心の歌、有心の歌
ブレイク詩集 (角川文庫)
1999/2/1 ウィリアム ブレイク (著),
William Blake (原著), 寿岳文章(翻訳)
音はするの?」と質問され答えられなかったという。ブレイクは
二百年前に「人間のいない所、自然は索莫である」と書いた。
人間がいなければ美は存在しないことになる。
観測者なしではこの世界はその存在意義を問われてしまう。
ブレイクは家にこもり、ひたすら自作の詩を書き続けた。
「信じ得らるる一切のものは皆真理の影像である。」
人間を描き、世界を語るブレイクの詩の力は増大しているよう。
==或る書評より
『無心の歌』:羊飼いや仔羊などのタイトルから聖書と関係があると思って読んだ。
「煙突掃除の少年」を読んでいると、マタイによる福音書20章25〜28節の「偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。人の子が、仕えられるためではなく仕えるために。」という御言葉を思い出す。
〈天使はトムに言った よい児であったら/神さまが父となり 決してよろこびにことは欠かぬ〉
〈袋や箒を身につけ 仕事にとりかかった このように皆がつとめをはたせば 危害をおそれずともよし〉。
『有心の歌』:こちらの「煙突掃除の少年」は〈どこにいる きみの父や母は? ええ?/ふたりとも教会へお祈りに行っている/荒野にいても ぼくは 心楽しく/天国をつくりあげる〉。
イエスの死や天使、昇天節を書いた詩もあるが、神秘主義の詩人なので、聖書からインスピレーションを受けて、再構成したような詩が多い。
『天国と地獄の結婚』も旧約聖書やミルトン『失楽園』のことが書いてある。
いずれも聖書に親しんでいる者としては、著者の意図が捉えにくかった。寿岳文章の訳は格調が高い。大江健三郎の本を読めば、理解が深まるだろうか。