シルバーウィークで休みが取れたけれど、何も予定が入っていなかったので、検索して取ったチケット。

戦国物というか、時代物というか、こういうの結構好きだし・・・音譜


ということで、24日の千秋楽を観てきました。

千秋楽を狙ったわけではないんだけどね・・・。



     



そんなわけで、出演者もほとんど知らず・・・あせる

あずみを演じる主演の川栄李奈が、元AKB48のメンバーだということも知らず・・・ショック!

町田慎吾細貝圭くらいしか知らなかったけれど、会場が満席状態だったことを考えると、出演している方は人気があるんでしょうね!?


物語の舞台は、新しい時代を迎えようとしている幕末の日本。

黒船が来襲し、幕府と討幕勢力とがぶつかりあう中、経済で世の中を動かしていこうと画策する三井(細貝圭)の指示に従い、刺客として敵を斬るあずみ。


ふたごの兄(渡部秀)とのほのぼのとしたシーンや、坂本竜馬(浅香航大)との恋模様などを交えながら、幕末の混乱を描いているが、時々入ってくる下ネタや、アイドルコンサートのような光るうちわが使われる場面は、少しげんなりするシラー

ましてや、物語を中断して、素に戻って行われる相撲勝負とか・・・ダウン

まあ、会場はそれなりに盛り上がっていたみたいなので、演出側のサービスとしては成功しているのかもしれないけど・・・!?


物語としては面白かったし、感動的なシーンも多かったグッド!

直球勝負に出ても、充分満足の出来る作品だったような気がする。


主演の川栄李奈は、どれくらい舞台経験があるのかわからないけれど、初主演舞台を見事にこなしていた。

当然のことながら殺陣のシーンが多いけれど、最初だけ「合っていないな」と感じたものの、その後はスピード感があり、見応えがあった。

その意味では、まわりの(敵役の)人もうまかったのだろう。

総じて、最近の若手俳優は上手い人が多い。


あと、坂本竜馬がカッコいいアップ

セリフひとつひとつが響くチョキ

新選組は幕府の手先として非情に、西郷隆盛ら長州・薩摩連合も最後は三井に迎合する悪いイメージで描かれているけれど、竜馬だけは純粋に自分の信念を貫いた人として描かれている。


思っていた以上に楽しめた舞台だった。