先週、日本の30代(ニッサン)「ジャガーの眼 2008」を観た。


日本の30代には、いつも観に行っている大人計画毛皮族の劇団員が参加していて、一度観てみたいと思っていたので、とても楽しみ。


それぞれの劇団の「色」というものがあるとは思うが、劇団の枠を越えて新たな作品を作り上げていくために結成した「日本の30代」!!

旗揚げ公演「十二夜」も好評だったようだ。

どのような化学反応が観られるのか・・・!?




     




個人的には、平岩紙が出演している作品は、絶対に観に行こうと思っているので、速攻でチケットを取ったのだが、原作が唐十郎だということを見逃していた。。。

結構前に観た「盲導犬(http://ameblo.jp/yes-90125/entry-11580179978.html )」も、正直よくわからなかったしなぁ・・・あせる


物語は、しんいち(井本洋平)が、肉体市場で角膜を購入し、移植したことから始まる。

移植された角膜は3人の体を移り渡っているが、以前の所有者の恋人・くるみ(平岩紙)が現れたことによって、しんいちの日常が一変する。


人体の部位が売り買いされている肉体市場・・・。

移植手術を行うDr.弁(少路勇介)、くるみの依頼によって幸せのリンゴを追いかける探偵・田口(富川一人)、田口のかつての上司・扉(町田水城)など、次々と一癖も二癖もある人物が登場する怪しげな展開。


時系列に沿った親切な展開ではないし、物語も何となく観ていれば入って来るような内容ではない・・・ということで、今回の唐作品もよくわからなかったガーン

しかし、劇場という空間ならではの独特な世界観を堪能することが出来る作品だった。


席は中央に設置された花道脇だったので、役者さんがすぐそばで演じている。

お目当ての紙ちゃんも・・・音譜

所属劇団での経験が豊富な出演者は、さすがにうまかったなぁ。

小劇場(下北沢駅前劇場)の公演らしい空気感も良かったグッド!


あと、舞台とは全く関係ないけれど、空調の冷気が背後からまともにあたる席だったので、スタッフの人が「空調が直接あたるので・・・」と言って、ひざ掛けを貸してくれた。

劇場に入った時にはそれ程感じなかったのだけれど、開演後しばらく経ったら、寒いくらいになってきて、ひざ掛けを肩のあたりまでかけていた。

スタッフの方の気配りにも感謝ニコニコ