キャラメルボックス 2014 SPRING TOUR 「鍵泥棒のメソッド」を観てきました。
香川照之と堺雅人が出演した映画の舞台化。
開演前の前説によれば、脚本家の成井豊が原作者でもある映画監督・内田けんじに相談したところ、軽い感じで快諾してもらえたとのこと・・・。
鍵穴をイメージしたシンプルな舞台に、ふたつの扉。
ストーリーは、原作に忠実に展開するものの、ところどころに舞台ならでは脚色が入っていて、面白かった。
映像の世界では、そこまでやってしまうと白けてしまうだろうということも、舞台であれば、その一線を越えられる。
実は、映画の方は、最近DVDを観たばかりなので、ストーリーや展開がしっかりと頭に入っていたのだが、逆にそれが邪魔をしていた部分があるかもしれない。
頭の中で、このシーンは映画ではこんな感じだったな・・・と見比べていたような気がする。
どちらが良いというようなことはなくて、映画は映画の、舞台は舞台の楽しみ方・面白さがあるのだけれど、一番の違いは「生もの」であること!
演じる側はもちろん、観る側もまわりの反応を楽しめる。
そういう意味では、映画も映画館で見た方が楽しいのかなぁ・・・ほとんど、映画館ではなくDVD鑑賞になっているけれど・・・。
Blackバージョンとwhiteバージョンがあり、配役が変わります。
私が観たのはBlackバージョンでしたが、配役が変われば、また違ったものになるんだろな・・・。
ちょっと、観てみたい気もする。