アンニョンハセヨ~晴れ

麗水(ヨス)市にはたくさんの島がありますが、今回は猫島(ミョド)をご紹介します。

ここは文禄・慶長の役(韓国側では「壬辰倭乱」と書いてイムジンウェランと呼びます。)の戦跡でもあります。

 

 

-猫島(ミョド)-

慶長の役の際、朝鮮・明連合軍の海軍司令部がおかれた島で、光陽湾の奥に順天倭城と呼ばれる日本式の城を築いた倭軍が、その地を去る時に明の将軍と交渉したという逸話が伝えられています。そのほか、コインドルと呼ばれる支石墓や百済時代の山城などの歴史遺跡もあります。

 

 

猫島(ミョド)と言えば、李舜臣(イ・スンシン)将軍をおいては語れません。というのも、文禄・慶長の役…壬辰倭乱の際、明と朝鮮海軍が連合軍を編成し、都督府を置いたのが、まさにこの猫島(ミョド)だったのです。

 

猫の島?!ミョド

 

猫島(ミョド)を、朝鮮の固有語で表すと「コヤンイ(猫)ソム(島)」になります。

 

麗水(ヨス)市の猫島洞(ミョドドン)にある島であり、島の形が猫のようであることからその名前がついた言われています。また、「鼠(韓国語で「ソ」と読む)」と発音が同じ「徐(ソ)」という姓のものは暮らせないという風水伝説があるとか。この島に人が住みつき村を形成したのが600年ほど前ですが、だれもが衣食住に困らず暮らせるこの島で、徐(ソ)氏だけは生きられないという伝承が伝えられているのです。今現在でも徐(ソ)氏は一人も住んでいないとか…?!

 

 

猫島(ミョド)には棚田があります。そこから臨む日の出はとっても美しいのです。

 

猫島(ミョド)に行ったら、棚田の日の出が見える絶景ポイントで、この写真のように美しい日の出を満喫してください。

 

猫島(ミョド)には、美しい風景、そして展望台があります。日中には文禄・慶長の役…壬辰倭乱の舞台となった海が一望できます。烽火山(ポンファサン)の展望台から海上を眺めつつ、李舜臣(イ・スンシン)将軍に思いを馳せてみませんか?

 

 

猫島(ミョド)の烽火山(ポンファサン)展望台は、昼と夜では様子が一変します。どちらが美しいか…選べないくらいにどちらも美しいのです。スケジュールが許すなら、昼と夜、二度訪れてみることをお勧めします。

 
 
 
猫島(ミョド)周辺の観光施設…「麗水(ヨス)展望塔」
 

 

麗水(ヨス)の街を一望したいなら、麗水展望塔に行くのがおススメです。工場を改造して作った麗水展望塔は、麗水の街を一目で見ることができます。それに、時間を合わせていけば、ビッグOショウだって見物できちゃうんです。

 

猫島(ミョド)周辺の観光施設…夜景スポット「コブクソン大橋」

 

麗水の夜景はコブクソン大橋をおいて語るなかれ!

麗水の夜景の中でもダントツに美しいのがコブクソン大橋です。

 

みなさんぜひ遊びにいらしてください☆