路上演劇祭Japan浜松2024 | 横濱好日

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浜松の路上演劇祭を観に行ったのは、

6月8日

 

そのことを書かないといけないなあと思って、

予告をしたのが、

6月10日

 

落ち込んだり、落ち込むような余裕もなくなったり、

アップダウンの激しかった1週間を過ごし、

やっと浜松の路上演劇祭のことを書いています。

 

 

路上演劇祭Japanは、2001年に世田谷・千歳烏山と浜松で第一回目が行われました。

そもそも、その時点では2回目をやることは考えていなかったのだと思われます。

チラシに「第一回」の文字がないのです。

世田谷はその後、千歳烏山に住んでいた人から「続けようよ!」の声が上がり、

コロナ禍で烏山区民センターの広場の使用許可が下りなかった2年間を除いて、

約24年間続いてきました。

浜松は、第一回(世田谷と浜松はセットだった)の実行委員長だった里見のぞみさんが住んでいるところでもあるのですが、

何年かの間をおいて、また路上演劇祭をやり始めたと記憶しています。

世田谷の路上演劇祭と浜松の路上演劇祭は、生まれは同じだけれど別々に育った、双子のような関係です。

 

世田谷は毎年、烏山区民センターの広場でやることが定着していて、

まずは広場を予約することから、準備が始まるのですが、

浜松は毎年、浜松のどこでやるかを検討し、その場所に交渉をすることろから始めるようです。

去年は、砂山銀座のアーケードで行われました。

今年は、有楽街で行っていました。

どちらも、本当に「路上」です。

 

路上演劇祭の開始の合図

 

新聞の記事を読むところから始まり、

 

新聞に呑まれてしまいました。

 

そして、走って去っていく。

 

有楽街は、普通に皆さんが使われている道路なので、

演劇祭に関係なく通り過ぎていく人たちもたくさんいるのです。

足を止めたり、振り返ったり、まったく無視したり、通り抜けにくいことにイラっとしたり、

いろいろな人が、ほんの一瞬だけ観客になったりならなかったりで、通っていきました。

(千歳烏山の広場も、通常は人が通り抜ける場所なのですが、

 「なにかやっているから、今日は広場に入るのを避けよう」とか

 「なにかやっているが、気にせず広場でいつものように過ごそう」とか

 行われていることを無視する余地がたくさんあります。)

 

道路にあるものをうまく使って、

この演者さんは、とある講義(?)をしています。

 

お客さんの反応も、また、見る価値のあるものです。

 

有楽街を端から端へ

移動しながら、参加グループの路上演劇が続いていきました。

 

 

この他にも、いろいろな作品がありました。

 

世田谷で私は記録写真を撮る係だったのですが、

自分の出番もあったり、他にもやることがたくさんあって、

とにかく撮っておこう、みたいにやたらにシャッターを切ってしまい、

「これ!」という良い写真があまりなかったのです。

言ってみれば、段取りで芝居をやっているようなものでした。

 

浜松は、一観客としていられるし、

撮りたいものがあったときだけシャッターを切ったので、

写真に、私なりに伝えたいことがちゃんと入っているものがあって、

よかったよかった。

 

フィナーレ!

 

浜松の路上演劇祭のみなさま、

お疲れさまでした。

 

来年も、

世田谷も浜松も

開催できるといいですね。