わが母ののたまいし事 | 横濱好日

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画像は表題に全く関係のない

ある日の水槽。エビの上にエビ。

 

さて、

十数年前、ツレと入籍する前に、

母にくらいは紹介しておくかと、

中華街で3人でご飯を食べることにしました。

(父は私の高校入試の1週間くらい前に急逝しております。)

事後報告でも良かったのですが、一応の義理でした。

 

その場で、

わが母ののたまいし事、

「うちの娘が稼ぐから、あなたは働かなくて、遊んで暮らしていいのよ」

 

ワタシとツレは唖然・・・

 

その後、母は有資格者が不足していた自身の職場に、

「撮影が入っても、代わって出勤するので急に休んでもよい」という条件で、

私を召喚しました。

私を、自分と同じ職業にするのは母の望みだったのでしょう。本人は認めていないけれど。

その職場の環境・条件が変わったタイミングで、母は「自分にはムリ」と退職しました。

もう、すでに私は稼がざるを得なくなっており(母がのたまった事どおりになったわけではないが…)

十数年働いた結果、休職をする事態になったわけです。

以降、2024年2月10日までは、ほぼこの休職のブログ。

その後はこの話題は「アナザーサイド」というカテゴリーでブログに書いています。

 

今回、『カフカの系譜』のチケットを母に買ってもらうために、

お手紙を書きました。

「心身の不調をきたしたため、パートを2ヶ月休みました。

 今は、復職しています。

 ところで、あなたにツレを紹介したときに、『あなたは働かなくていい、娘が稼ぐから』

 と、言ったことを覚えていますか?」

という言葉を添えて。

 

返事は、

「舞台、観に行きます。チケット送ってください。

 ツレさんに、そんな様な言葉を言ったことを薄すら覚えています。

 あの時、ツレさんを〇〇〇(←私の名前)のパートナーとして不安に思って、

 つい棘のある言葉が出てしまったのだと思います。娘を取られると思う父親みたい。

 今、あの言葉が間違いだったと思えることを有難く思います。

 ツレさんにお会い出来る折があったら、人格を傷つけたことをお詫びしたい」

 

…突っ込みどころ満載です。

ツレにも失礼かもしれませんが、

私に対するお詫びはないのか?

不安に思ったのなら「娘には苦労はかけないでね」じゃないのか?

「あの言葉が間違いだった」と確認してないよね?

ダンナの稼ぎで、演劇ばっかりやって生きていきたかったよお。

 

チケットと一緒に、上のような内容の手紙を送ってやりました。

 

その後、

私の誕生日(正確には2日後)、母からメールが来ました。

「誕生日に送るメッセージがありません。

 わたしの言葉があなたの心を傷つける元になると言う事は寂しいです。」

 

…心が傷ついた、とか、そんな青いことを言っているわけではない!

 

 

もう、何を言っても平行線だと思います。

娘のためと思って、娘を自分の望み通りにしたい母と、

抗う私の話です。

私の訴えを母が認めないので諦めますが、

せめて「ごめんなさい」と言えないのかね。

 

ちなみに、

「うちの娘が稼ぐから、あなたは働かなくて、遊んで暮らしていいのよ」

は、娘が結婚する気があるらしいことが嬉しくて、調子に乗って言っただけだと思います。

 

でも、普通は言わないよね、そんなこと。