母親同居して約3年。

今月、同居生活終了となった。



約3年前、私は末っ子妊娠中。

父親、弟を病気で亡くなり、母親は1人暮らしとなった。


寂しさと悲しさもある中での子育て。

そして生まれてくる赤ちゃんの世話やらで母親の手が必要と言うことと。

母親が一緒に住んだら楽しいかもね〜とぼそっと一言をいつか言っていた事を思い出し、

一緒に住もうかね〜


という運びになった。


母親は細かく、小言も多い。

私との性格は合わない事は承知の上。

後々のことを考えて、母親の介護も頭に入れていた。

孫の面倒を見てくれるだけでもありがたいから、合わないところはがまんしよう!

と覚悟したのだ。


同居にあたり、マンションから一軒家へ引っ越すことになった。


母親に一部屋を設けることに。


だが、母親が来る前から、その部屋におもちゃやらを持ち込み遊んだりしていたもんだから、母はそれが気に入らなかったのだ。


母親が引っ越ししてきたあとも、出入り自由で、

「ばあちゃんと寝る!」

「今日は私が寝るーーー!」


とか言い合いになり、ケンカ勃発チーン


母親としては

私の部屋なのに、出入り自由。

私の事を尊重していない。


とあまり良く思っていなかった。


ごもっとも。と、思えたが。

一軒家の、大家族暮らしとしては仕方がないのでは?と思う私。


そして、母親と衝突する事件が起きた。


ベトナムでは子どものしつけには体罰はかかせない。

私の小さい頃はそう育てられてきた。

間違いに対しては口で教えるよりは叩いて覚えさせる。

勉強もそうで、できなかった問題や間違えてしまった問題に対しては叩いて覚えさせる。

親のいうことは正しいから絶対聞かないと、体罰等。

制限もいろいろあったのだ。



昔の日本もそういうところもあったと聞いている。


(今のベトナムは変化しつつあるようで、叩くことは少なくなっているそうだ。)


ある日、息子たちが何かをやらしたのか、母親はものさしで息子を叩いていたらしい。その場にいなかった私は息子から話を聞き、そんなに大事の内容ではなかったので軽くよしよししてスルーした。


別の日に、誰かが何をしたのかわからないが、その子に向かって別の子がものさしを持って叩こうとしていたところを見てしまったガーン


??これはもしや・・・・と。

止めに入った。


ふと、息子たちがまだ幼児の頃を思い出した。


確かに私も言うことを聞いてくれないときはイラッとして、叩いて泣かせたことあったな〜と。

その時ももちろんすごく反省した。

叩かれてきて嫌なはずだったのに、何故同じ事を子供達にしてしまったのか?

子供達を寝顔を見て、涙を流した私。


しつけとはいえ、方法はたくさんある。

叩くことがベストではない。

子供に威圧感、恐怖感を与えてしまう。

(実際、私がそうで、時々昔のことを頭をよぎる。トラウマにもなったことも。)


葛藤。


今の時代、体罰禁止。

虐待に思われてしまうことも。

子どもに悪影響。



私の考え方は


時代が違う。

子どもに自由な発想、心の自由で過ごしてもらいたい。

思いっきり暴れて、脳をを柔らかくしていろんなことを吸収して欲しい。

叩くのではなく、事情を、聞いたり、説明したり。

事の理解をした上で、じゃあ、どうしようか、どうすればいいのかなぁ〜と考えて、次の行動に〜

というふうな教育。

そして、親の言うことは絶対ではないことを。

親だって人間。まちがいだってたくさんあるもん。


だから子どもに、考えさせていく。

私だって試行錯誤しながら、自分との葛藤しながら日々闘っているんだから〜ニヤニヤ


母親が悪い、間違っているとは思っていない。

母親の時代からしては、それが正しかったのかもしれない。


ただ今の時代とは違うし、私のやり方、考え方が違うだけ。合わないだけのこと。



と話に戻ると、


子ども達の行動に、私はカッーとなってしまって、母親に追求。


「お母さんがぶったりしてるから、真似したんだよ」と。


母親はもちろん負けるはずがなく、

「私が悪いっていうの??」

ときたわけさ。

それから

グダグダと同居してから、こうなることを想像もしてなかったやらと言い始めた。


結論、私と母親の性格は合わないということだ。

同居して始めてわかったことも。子供達の教育の違いだけではない。


家事、そうじ、片付け、考え方、等全く合わないことだ。(それに対しての小言。母親は言うだけで動かない時も)


その中でお互いがまんしながらの生活って苦しいよねチーン



そして、母親にお願いしたこと。


子どものしつけは私達がやる。(おばあちゃんの責任ではないから)

私達に怒られたりして子どもが泣いていたら、おばあちゃん目線で抱きしめてあげる、又はどうしたの?とか優しく聞いてあげてほしい。


叩かないで欲しい。

教育方針が違うのは当たり前で時代が違うから、そこを理解してほしい。


まっ、他にもあるけど。


となった。


しかし、約3年の間にも3回ほどまた衝突。

子供達のことだけでなく、私のことも含めた内容だった。


私はもう限界。ストレス満開〜チーンチーン


そして、去年の年末に、母親は一人暮らしすることに動き始めた。


実は同居する頃から、決めていたとか。

理由は子供達の部屋が減る事に対してあまり気持ちよく思っていなかった。広く住んで欲しいからとか。

母親としてのいろんな思いもあったのだろう。


いやいや、それだけではないでしょーーと、思ったが胸にしまっておこう。


そういう分けで、引っ越しするまで、その手続きがいろいろと大変だったけど、なんとか無事に引っ越したのだ。


1人でのんびりと自由に暮らして楽しんで下さ〜いとお願いした。


母親がいてくれたことに感謝の面もある。

末っ子が生まれて、その子をあやしてくれたり、私がお買い物や、仕事に出たときに面倒を見てくれたこと。

これはとても助かった。


そして今、末っ子も4歳になる。


私としては心の自由と気持ちがいろんな意味でとても楽になったことだ。


これからは子供達と向き合っての生活

コロナ予防の生活


母親よ介護はまだまだ先だろうけど、状況がまた変わるだろうし、同居していなくても介護はできるし。



さーーー。


楽しく過ごすぞーーー!!