まずは、日本の水、食材について…
日本は軟水だから食材の味が引き立てられる、出汁の文化….なのは知っていたけど、国内でも地域によって硬度が違うのは面白い
パ:「広島は水うまだな(ドヤ)」
そして日本は自然が豊かで、木の種類が多いから、キノコの種類も多いとか、山菜もいろいろとか
だけど野菜はほぼそもそもは原生でない…こんにゃくとか大根とか、日本のものだろ!というものですら渡来だということに驚き
山菜や野菜の標本も展示されていたのだけど、「らんまん」を見ていたから、これをどんなふうに作ったのかをうっすら知っているだけにまた興味深い
渡来したとはいえ、大根は日本で発展…あれやこれやのだいこんのお見本…
大豆がどんな風に日本の食生活に根付いているか…
日本の食に欠かせない魚介についてのコーナーも、模型がおもしろい
食材について学んだあと、発酵…酒、しょうゆ、味噌などについての展示があり、腐敗と発酵は基本的に同じ…人間にとってよい菌を知恵で育てたのが発酵…なるほど
その後は食膳の歴史
縄文、弥生…と進み、こちらは「卑弥呼の食膳」
シンプルだけど、意外と想像がつく感じ…
次第に調理方法が発展しているものの、基本的には同じだな~という印象
そして平安貴族などが「お膳」を食べているころの庶民の食事…
白いのは何?と思ったら、塩!
おかずが塩…
織田信長のお膳…豪華な感じはするけど、やっぱり基本的に同じだな~という印象
明治に入って洋食文化が入ってきて、ドラスティックに変わった日本の食事
明治天皇の晩餐はフレンチのような感じ…だけど、正直、スイーツが洗練されていない、頑張ってるけどダサいのが時代を反映していたり…
オムライスや焼き餃子、てりやきバーガーなど、日本で生まれたメニューは和食?洋食?なんていうコーナーもあったり
漫画「サザエさん」に見る昭和の食卓の変化があったり
高校の時、家庭科の教科書で見たことがあったけど、雑煮の話も面白い
関東人(父は神奈川、母は東京で千葉育ち)の私は「角餅(焼く)」なのは知っていて、実家ではそうだったけど好きでなかった
そう、お雑煮ってこういう感じ…
だけど、私がおいしいな~って思うのは、「丸餅(煮る)」なんだよね
そして気になるのは香川のあんこ入りと、これはぜんざいでしょ?っていう鳥取…食べてみたい