「ラップと血統は表裏一体」 すなわち、ラップ分析と血統分析には相互関連性が存在する。 まずは過去の富士Sのレースラップを見ていこう。


 10年 12.1-11.2-11.7-11.8-11.5-11.1-11.2-12.2 35.0-34.5

 09年 11.9-10.8-11.7-12.0-11.9-11.5-11.6-11.9 34.4-35.0

08年 12.3-10.9-11.4-11.5-11.8-11.2-11.3-12.3 34.6-34.8

 07年 12.5-10.8-11.6-11.5-11.8-11.2-11.9-12.0 34.9-35.1

06年 12.4-11.0-11.5-11.7-12.1-11.5-11.0-11.6 34.9-34.1


 過去5年すべて前後半のラップ差が1秒以内。 見事なまでに毎年フラットラップを形成している。しかもほとんどが11秒台のラップ。   この「淀みない流れ」に対応するために必要なポテンシャル。 まずは終始高水準の平坦ラップを追走するだけ持続的SP。 さらに、府中の長い直線において、最後まで末脚を保持するためのスタミナ。 この二つ能力揃っていて初めて富士Sで好走できるのだ。 ここでラップが血統に繋がってくるのがお分かりだろうか。 すなわち、持続的SPを発揮する血統とは「ダート血統」、スタミナとは「欧州の名血」に他ならない。 次回、具体的に過去の富士Sにおいて好走した馬の血統分析を行っていきたいと思う。