いまの仕事の環境は
比較的恵まれていると思う。
時短勤務に近い勤務時間なのに
その分の給料はカットされずに済んでいるし
サラリーマンにしては時間的自由が与えられている。
でも、しょせん平日の子育ては基本的にアタシひとりでやっている。
旦那氏は仕事の都合に合わせて
早く帰れる時だけ早く帰ってくる。
アタシの職場でもそれは同じで
子供のいる女性は時間ぴったりに速足で会社を出ていくけど
子供のいる男性は勤務中に何度もタバコを吸いに立ち
仕事が終わったら帰る。
たまに飲みにだって行く。
旦那が15分早く帰ってくるだけで
アタシはすごく楽になる。
それってよく考えなくても本当はおかしいことで
子供が生まれた後は
アタシは当然のように働き方を変えざるを得なくて
平日は毎日時間が足りない。
一方旦那氏は
子供が生まれても平日の生活はあんまり変化ない。
起きる時間が30分早くなった程度。
あとは“できるだけ”早く帰ること。
アタシ自身もそれが当然と思っていて
それ自体が本来は問題で
子供を産むことは女にしかできないけど
家事や育児は女にも男にもできるのに
どうして女だけがこんなにあくせく“両立”しなければいけないのか。
男には、子供が生まれても“両立”という概念は無い。
これはうちの旦那だけが悪いわけではなくて
もっと大きな問題なんだな、と思い
もっと納得したくて
以前少しだけ読んだことのある有名な人の本を読んでみた。
彼女がたくさん本を出しているのは
文章が上手いせいもあるんだろうな。
この類の本では珍しく、感動しました
『あとがき』で。
図書館で借りて、電車の中で読んでいたんだけど
その場でスマホでオンラインで本を注文しました。
手元に置いておきたくて。
==========================
男たちがいさかったり茫然自失しているあいだにも
おなかをすかせた子どもを食べさせ
安全を求めて逃げ惑ったのは女たちでした。
==========================
いま60代の彼女はこう書いていました。
(うろ覚え)
==========================
私が若いころは、「女って面倒」「オヤジ、うぜえ」と思っていました。
しかしそれから30年経ってみると、いまある世の中をいまのようにしたのは
私たちの世代です。
声を上げていたつもりなのですが、足りなかったか
やり方が違ったようです。
==========================
東大の教授である彼女が「うぜぇ」とか書いてくれると
途端に彼女の言っていることが身近に聞こえるというマジックもあり
小説でもないのに電車の中で泣きそうになりました。
「そうなの、先生!
女っていうだけで、子供を産んだだけで
どうしてこんなに大変なの?
男なんて仕事しかしてない。
アタシだってもっと活躍したいけど
個人ではどうしようもない壁がアチコチにそびえていて
もう疲れた!
家族がいて、子供がいて
仕事があって、自分の時間もある
快適な毎日を送りたい
それは贅沢なの?」
とひとり心の中で話しかけました。
社会は確かに変わりつつあるし
女性差別がある限り男性差別もあるし
でもでも、いま、まさにいま
2歳の子供と大きなお腹を抱えているアタシは
正直息切れしています。
2人目が生まれたばかりなのに
効率の悪い仕事の仕方をして
毎日残業している無能な男性の同僚にも
それを容認するどころか、頑張っていると見る会社にも
イラつきます。
うちの旦那は比較的協力的ですが
あくまで“協力”の域で
その域を超えさせるには
いまのところ社会の後押しが必要です。
もう少し思ったことがあり、続きます。
(´▽`)モット勉強シナクチャ
比較的恵まれていると思う。
時短勤務に近い勤務時間なのに
その分の給料はカットされずに済んでいるし
サラリーマンにしては時間的自由が与えられている。
でも、しょせん平日の子育ては基本的にアタシひとりでやっている。
旦那氏は仕事の都合に合わせて
早く帰れる時だけ早く帰ってくる。
アタシの職場でもそれは同じで
子供のいる女性は時間ぴったりに速足で会社を出ていくけど
子供のいる男性は勤務中に何度もタバコを吸いに立ち
仕事が終わったら帰る。
たまに飲みにだって行く。
旦那が15分早く帰ってくるだけで
アタシはすごく楽になる。
それってよく考えなくても本当はおかしいことで
子供が生まれた後は
アタシは当然のように働き方を変えざるを得なくて
平日は毎日時間が足りない。
一方旦那氏は
子供が生まれても平日の生活はあんまり変化ない。
起きる時間が30分早くなった程度。
あとは“できるだけ”早く帰ること。
アタシ自身もそれが当然と思っていて
それ自体が本来は問題で
子供を産むことは女にしかできないけど
家事や育児は女にも男にもできるのに
どうして女だけがこんなにあくせく“両立”しなければいけないのか。
男には、子供が生まれても“両立”という概念は無い。
これはうちの旦那だけが悪いわけではなくて
もっと大きな問題なんだな、と思い
もっと納得したくて
以前少しだけ読んだことのある有名な人の本を読んでみた。
- 女たちのサバイバル作戦 (文春新書 933)/文藝春秋
- ¥864
- Amazon.co.jp
彼女がたくさん本を出しているのは
文章が上手いせいもあるんだろうな。
この類の本では珍しく、感動しました
『あとがき』で。
図書館で借りて、電車の中で読んでいたんだけど
その場でスマホでオンラインで本を注文しました。
手元に置いておきたくて。
==========================
男たちがいさかったり茫然自失しているあいだにも
おなかをすかせた子どもを食べさせ
安全を求めて逃げ惑ったのは女たちでした。
==========================
いま60代の彼女はこう書いていました。
(うろ覚え)
==========================
私が若いころは、「女って面倒」「オヤジ、うぜえ」と思っていました。
しかしそれから30年経ってみると、いまある世の中をいまのようにしたのは
私たちの世代です。
声を上げていたつもりなのですが、足りなかったか
やり方が違ったようです。
==========================
東大の教授である彼女が「うぜぇ」とか書いてくれると
途端に彼女の言っていることが身近に聞こえるというマジックもあり
小説でもないのに電車の中で泣きそうになりました。
「そうなの、先生!
女っていうだけで、子供を産んだだけで
どうしてこんなに大変なの?
男なんて仕事しかしてない。
アタシだってもっと活躍したいけど
個人ではどうしようもない壁がアチコチにそびえていて
もう疲れた!
家族がいて、子供がいて
仕事があって、自分の時間もある
快適な毎日を送りたい
それは贅沢なの?」
とひとり心の中で話しかけました。
社会は確かに変わりつつあるし
女性差別がある限り男性差別もあるし
でもでも、いま、まさにいま
2歳の子供と大きなお腹を抱えているアタシは
正直息切れしています。
2人目が生まれたばかりなのに
効率の悪い仕事の仕方をして
毎日残業している無能な男性の同僚にも
それを容認するどころか、頑張っていると見る会社にも
イラつきます。
うちの旦那は比較的協力的ですが
あくまで“協力”の域で
その域を超えさせるには
いまのところ社会の後押しが必要です。
もう少し思ったことがあり、続きます。
(´▽`)モット勉強シナクチャ
