故郷、熊本に戻ってきてようやく半月。
未だ有給休暇の消化中な私は、
適当な時間に起きてはぶらっと外に出かけ、適当にうろうろしたり、
たまにぶらっとやたら混んでるハローワークに行ってみたり、
あびるほど友人と無駄に酒飲んでみたり、
自営業の友人を適当に手伝ってみたり、
両親とのんびり農作業にいそしんでみたりと、
これが我ながらなかなか結構かつ、いい加減な生活を送っている。
やりたいことが特に思いつくわけでもないので、
ある意味満たされない日々なのかもしれないが、
これはこれでなかなか楽な生活だと思う。
数年前まで大流行りだった、ニートってのはこんな風だったのかと思えば、
働く気がわかないって心境も少しは理解できるような気がする。
私の場合、親が入院したりとか、いろいろ先を控えているので、
早々ずっとのんびりしているわけにもいかないんだけど、
「できるだけだらだらしたいなぁ」ってのが本音だったりもして、
もうすぐ無職の割に、我ながら緊迫感のないことだと思わないでもない。
しかし、まぁ、なんだ。
こんな生活をずっと続けてたら、確実にダメ人間になるんだろうなぁ。
例えるなら「水槽の中に放置された水が少しずつ澱んでいくような感覚」とでも言えばいいのか。
やはり人も、流れの中で生きてこそ、なのかもしれないとか、ちょっと思う。