今回も前回に引き続き、日本で登録されたシャープペンシルの特許に関して。
前回の特許第299号の次に
登録されたシャープペンシルの特許は、
明治21年(1888年)3月5日の特許番号433号のものだと思います。
この特許第433号は「繰出シ鉛筆」という題名で、
東京府神田区の横田由五郎という人が発明者です。
この特許のことは明治21年3月7日の読売新聞の朝刊にも載っていました。
登録されたシャープペンシルの特許は、
明治21年(1888年)3月5日の特許番号433号のものだと思います。
この特許第433号は「繰出シ鉛筆」という題名で、
東京府神田区の横田由五郎という人が発明者です。
この特許のことは明治21年3月7日の読売新聞の朝刊にも載っていました。
特許の内容は、ボディの中に芯を貯蔵することができ、
使用している芯がなくなったら、次の芯をすぐに供給できる機構を兼ね備えた
繰出し鉛筆に関するものです。
下記にこの特許の図を示しますが、
正直どうやって芯が供給できるのかわかりません・・・。
かなり複雑な機構になっていると思います。
使用している芯がなくなったら、次の芯をすぐに供給できる機構を兼ね備えた
繰出し鉛筆に関するものです。
下記にこの特許の図を示しますが、
正直どうやって芯が供給できるのかわかりません・・・。
かなり複雑な機構になっていると思います。

また、この特許の文章の中で、
「其の外形は殆ど在来のものと相似たれとも内部の構造に至ては全く異にして・・・」
という部分がありました。
このことから、当時には既にこのような外見の繰出し鉛筆が存在していたことがわかります。
それは日本製の物ではなく、輸入品だったのかもしれませんが、
当時日本で知られていたシャープペンシルがどういうものであったかの手がかりになると思います。
「其の外形は殆ど在来のものと相似たれとも内部の構造に至ては全く異にして・・・」
という部分がありました。
このことから、当時には既にこのような外見の繰出し鉛筆が存在していたことがわかります。
それは日本製の物ではなく、輸入品だったのかもしれませんが、
当時日本で知られていたシャープペンシルがどういうものであったかの手がかりになると思います。
今まで見てきたシャープペンシルに関する資料の中では、
「明治10年(1877年)に初めて日本にシャープペンシルが輸入された」
と書いてあるものが多かったです。
しかし、それがどこの国の、どのメーカーの物であるかは殆ど書いてありませんでした。
唯一「シャープペンシルのあゆみ」という本の中で、
”ドイツのクルップ社”から日本に初めて輸入されたという一文がありました。
この”クルップ社”がどのようなメーカーであって、どのようなシャープペンシルを作っていたかは
全く判りません。
ご存知の方がおられましたら、お知らせくだされば嬉しいです。
「明治10年(1877年)に初めて日本にシャープペンシルが輸入された」
と書いてあるものが多かったです。
しかし、それがどこの国の、どのメーカーの物であるかは殆ど書いてありませんでした。
唯一「シャープペンシルのあゆみ」という本の中で、
”ドイツのクルップ社”から日本に初めて輸入されたという一文がありました。
この”クルップ社”がどのようなメーカーであって、どのようなシャープペンシルを作っていたかは
全く判りません。
ご存知の方がおられましたら、お知らせくだされば嬉しいです。
なお、特許調査に関しましては、
特許庁ホームページの特許電子図書館から取得した情報をもとに調査を行っています。
特許庁ホームページの特許電子図書館から取得した情報をもとに調査を行っています。