「幸せな離婚」をすることは、「幸せな結婚」をすることの数十倍(いや数百倍)難しい…
経験者が言うのだから間違いない…(爆)
夫婦双方が「錯覚」に気付き、お互いの今後のために、ここは一旦リセットしましょう、という理性的な話し合いが冷静に出来るような、当事者双方が賢明なカップルの場合は話は簡単なんだろうけど…
現実には、残念なことに、多くの場合、泥沼の争いが第三者(時に家庭裁判所)を巻き込む形で繰り広げられ、その渦中では、少しでも油断すれば、アッという間に濁流に飲み込まれてしまう危険と恐怖に常に隣り合わせ、という精神の極限状態が何年も続くことを覚悟しなければならない…
経験者が言うのだから間違いない…(爆)
幸いにも、離婚が成立しても、その直後は、「とにかくこれで何とか命だけは助かったかな…」というだけで、(少なくともオレの場合は)「幸せな離婚」をすることができたという実感を持つためには、まだ挑まなきゃならない大きな難題が目の前に横たわっている、という感覚の方が強かった…
さて、残るその難題にどう挑めばいいのか…、離婚成立後の3年間、親権を渡さざるを得なかった子供たちに、離れて暮らす父親として、とにかくしてやれる限りのことは全部してやろうと想い、試行錯誤しながら、精一杯のことはして来たつもりだった…
離れて暮らす父親としての、オレのそういう想いは、この3年の間に、子供たちにもどうやらそれなりにちゃんと伝わってたみたいだ…
少しずつそう感じることができるようになった今、ようやく、想い始めている…
オレは、もしかしたら、「幸せな離婚」をすることができたのかも知れない、と…