日本と中国行ったり来たりブログ -4ページ目

中国人友人がよく白きくらげを食べるわけ


三か月前、北京で中国人の友人の食卓でよく出てくる乾燥白きくらげ(銀耳)を買いました。


白きくらげ(銀耳)は、野菜みたく色はありません。
味も香りもありません。
そしてどう見ても栄養は食物繊維しかなさそうです。
その上値段は他の食材に比べて高めです。


どうして母含め、
周りの中国人の友人が

白きくらげ頻繁に食べるのか不思議でした。


その栄養と効用をgoogle検索してみました。


①きくらげは栄養素としてはビタミンB群やビタミンEのほか、体内でビタミンDに変わるエルゴステリンという成分を豊富に含んでいるため、骨を丈夫にしてくれるはたらきを持っています。ミネラルではカルシウム・鉄・カリウムなどを豊富に含んでおり、水溶性食物繊維も豊富であることが特色です。


②きくらげはトレハロース・マンニトールという糖質を多く含んでおり、これらの糖質が抗菌・抗ウイルス効果を持っていることも知られています。


③きくらげには黒と白の2種類があり、黒きくらげのほうが白きくらげよりも鉄・ビタミンB2を豊富に含んでおり、白きくらげは抗酸化力に優れているという特徴もあります。


※(その他)白きくらげは黒きくらげに比べて高級品とされており、中華料理においてはその栄養はフカヒレやツバメの巣に並ぶほどの食材であるとされています。


びっくりしました!


中国人女性が丈夫そうに見える一因は、
きくらげの豊富なミネラルのおかげだと思いました。


そういえば中国人女性から「貧血」という言葉を聞きません。
その一因は、きくらげの鉄分のおかげだと思いました。


中国人女性は、とても肥満な方もあまり見かけません。
きくらげの全食品の中で最も豊富な水溶性食物繊維が一因だと思いました。


決して宣伝したいというわけではありません!
ただ周囲の中国人友人があまりにもよく食べるので調べただけです。


きくらげ料理をよく出す母に、次会う時にしっかり感謝したいと思います。
「妈妈,谢谢您!」



気まま日記 ー今日も反省しています。ー


今日も一日、長編コメディ小説を読んで終わってしましました。
昨晩に塩ゆでした枝豆と先ほどトースターした南瓜の種をつまみながら。


昔は貧困だった田舎生活から抜けたくて勉強しました。
社会人になってからは、
日本育英会と銀行の奨学融資を早く返済したくて仕事をがんばりました。


今は優しい夫に恵まれ、
頑張らなければという危機感がなくなりました。


気が抜けています。


もう一度何か遣り甲斐や危機感を見つけて、
以前のぎらぎらした目をとり戻さなければ、
今日も反省していますという日が続いてしまいそうです。


でも今日も本当に反省しています 汗



就職活動の状況を通して昔の自分を振り返る、小不忍则乱大谋

ふー、疲れたー。
外出しての活動は、ひさびさでしんどいかも。
昨日今日と、4社の人材会社と面談しました。
来週も更に2社と面談する予定です。


人材会社なんて何処も同じと言いたくなるかもしれません。
私自身、人材ビジネス、そしてヘッドハンター業務に携わるまではそう考えていました。

実際は、同じ求職者に対しても、
紹介したい求人案件はヘッドハンター毎に異なる場合があります。


だからより多くの選択肢に出会うためにも
たくさん足を運んでいます。


◎ 就職活動の状況


今回の活動で、私が人材会社にお願いした希望は下記の7つです。


 ・東京勤務
 ・中国ビジネスに関わることができる
 ・企画業務
 ・スピード感のある企業
 ・給与もアップしたい
 ・できれば副業可or独立歓迎
 ・ルーチンワークの多い職種もできれば避けたい

3ケ月前までヘッドハンターだった私自身が見ても、
「そんな会社はありません!」
と、すかさずアドバイスしたくなると思います。


◎ 昔の自分を振り返る


4人のヘッドハンターの方とお会いしました。


その中で、1人は直近の配属のみに目を通し、
自分の希望だけで私の希望に全く耳を傾けない頑固な新人もいました。


久しぶりに

学生時代の就職活動の某S社の第1次面接を思い出しました。


当時、新卒で期待感いっぱいの私は、面接試験に向けて
志望理由、希望職種、大学時代に力を入れたことなど、
多くのことを準備しました。

そのときに、面接で聞かれたことは、
既に書類合格しているにも関わらず、

 「大学は?」
 「学部は?」
 「研究会は?」
 「卒論の分野は?」
 「語学は?」
と、履歴書に書いてあることばかりでした。

面接官の態度が怠慢にみえ、
履歴書にあることしか聞かないので失望して

 「履歴書のここにあります。」
 「その点も履歴書のこの箇所にあります。」
 「卒論の説明は履歴書のここに書きました。」
と答え続けました。


そして結果は、
「第1次面接不合格」

でした。

今の私ならば不合格の理由がわかります。

何故ならば
・採用担当と実際に一緒に仕事するわけではない。
・忍耐力のチェックだったかもしれない。
・たまたま新人だったかもしれない。

などなど


中国語には「小不忍则乱大谋」という諺があります。

小さい事に耐えなければ大きい事(本当の目的)を成し遂げることができない。
包容力を持って目の前の些細な事にも気を配りなさいということ指します。


某S社の第1次面接から7年経った今日、
私は新人のヘッドハンターの方に対して、
具体例を挙げ、しっかりと、私の希望とお願いを丁寧に伝えました。


理想に、より近い再就職先に出会える機会を少しでも増やしていきたいと思います。