昨今、大企業が給与アップの大ラッシュ。
毎日のように、どこが何%アップとか、新卒給与をいくら上げたとか、
まるで、どこかのオークションのようですね(笑)
物価高騰により、確かに生活は苦しくなっていますし、
将来の不安から、もしくは海外との比較差から、
収入が高いには越したことはないと思いますが・・。
先日は、東京都の小池知事が、介護業界に対して、
特別に月給1~2万円に相当する補助を出すと発言してくれていました。
このような流れは、いよいよ全産業、規模に拘わらず全企業に及ぶと思われ、
一見、とても良いことに感じるのですが。
さて、
本当にそれだけでよいでしょうか??
というのも、
先日当社で社員にアンケート調査をしたところ、
給与を上げるよりも、もっと休暇が欲しいとか、
研修や福利厚生を充実して欲しいなどといった声が相当数ありました。
また、私の知り合いでは、
リモートワークや、ジョブ型雇用が進んだことで、
却って仕事効率が下がり、やり辛くなったと、転職をした者がいます。
私たち中小企業は、大企業の収益とは差があるので、
給与アップオークションには到底勝てません。
そんな中、対等に戦っていくとしたら、
働きやすさとか、楽しさとか、自身の成長感を感じられることとか、
ではないでしょうか。
介護業界についていえば、
給与アップは、しばらくは政府がやってくれそうです。
だから、私としては、それ以外に注力しようかと思っています。
今年度の私の仕事は、環境整備、研修機会、有給取りやすさ、の3つについて、
改革に注力していくつもりです。
働きやすさ地域NO1を目指して、工夫と努力を続けていきたいと思います♪