世間一般でよく言われることですが。。
「日本人はすぐに答えを欲しがち」
当社の職員にもよく見られる傾向です。
〇〇さんの対応は、いつ、どこで、するのか?
何の話をするのが正解か?何がダメか?
どんな説明をするのか?いつするのか?
質問をしてくれるのは、前向きに責任感をもって仕事をしようという姿勢の証、
とても好感が持てるのですが、一方で。。
そこまで細かく指示を出さなければいけないのか?
ロボットじゃあるまいし、そんな仕事の仕方をして楽しいのか?
などと感じてしまいます。
気づけば、世の中には沢山のHowto本が溢れていますよね。
〇〇を成功させる××の法則
絶対に押さえるべき〇〇の必勝法
(ちなみに、この手の本は私は読みません)
私は、人の成長、会社の発展は、どれだけ悩むか?真剣に考えるか?
で決まると思っています。
この考えは、実は前職の社長が私に刷り込んでくれた価値観なのですが、
実際に経営をやってみて、とても実感しています。
ある程度、大きな方向性の指示やアドバイスは大事ですが、
そこから細かく、何をどうするのか?何をするべきか?
これを考え実行をするのは、自分自身であるべきだと思っています。
トライ&エラー、という言葉があります。
トライとは、チャレンジです。とにかくやってみて失敗体験を沢山すること。
そして、エラーは自身で行動しないと発生しません。
そうやって考えながら行動することこそが、成長に繋がるのではないでしょうか。
そして、もう一つ大事なことは。。
上司や先輩は、それを応援し、失敗を受容する器があること。
実は、これがまた大変なのですが・・。
考えるが故に行動が遅かったり、何度も同じ過ちをしたりすると、
どうしてもストレスが溜まってしまって、ついつい細かな指示を出してしまいがち。
でも、実はその上司自体がそんなに優秀では無いことも多くて、
その人が考える以外の方法でも成功することも多いものです。
こんな風土を作ることができたら、
当社も次のステージに成長できるのだろうなぁと想像しています。
しかし、実は私自身の器をしっかり作ることが、
何よりもまず大事とも思いますがっ汗