昨年11月のこと、
車で走行中、アパートの前に猫を発見した。
生後4ヶ月位の子猫が3匹。
他にも、猫はいるはずだ。
話を伺おうと訪ねたが、この日は留守だった。
改めて訪ねよう、と思いながらも、
ちょうど、山の猫26匹の現場に取り組んでいて、
そしてそのまま、インフルエンザに罹ってしまい、
次に訪ねたのは、12月の下旬、もう雪が積もった頃だった。
雪景色の中、アパートの玄関前には、猫が座っていた。
こちらに住む、30代位の女性に話を聞くと、
この玄関前に座っているのは、ご飯をあげている母猫で、夏頃に産んだ子猫が6匹いるそうだ。
寒さを凌げる場所はあるかと聞くと、アパートの裏を案内され、
この箱の中で、親子猫7匹が、寒さを凌いでいるそうだ。
ただ最近は、さすがに寒く、玄関の扉を開けると、猫が家の中に入って来るそうで、
追い出すのがつらい、と女性は言った。
「家の中に入れたい気持ちはあるんですか」
と私が聞くと、
「あります。ただ、なかなか触れないし…」
「触れなくても、入って来ようとするんだから、そのまま入れてしまったらどうですか?」
「家の中に入れるとなると、シャンプーとか、虫の駆除とか…」
「じゃあ、例えば、身体をキレイにして、虫の駆除とか、家の中に入れられる状態にすれば、家の中に入れられますか?」
「入れられます」
最初に、3匹を保護できた。
不妊手術後、
シャンプーは出来ないけれど、身体を拭いてもらい、
駆虫とワクチンと、
里親探しも出来るように、血液検査をしてもらった。
3匹は、
茶トラが、メスとオス。
キジトラが、オスだった。
エイズ白血病検査は、陰性だった。
その後、2匹を保護。
飼い主の女性に写真を送ると、この猫が、母猫だった。
母猫。
どうりで、他の猫のケージの扉を開ける度に、シャーシャーしていた。
子猫1匹。
その後、最後の子猫2匹を保護。
2匹とも、目がおかしかったが、
目薬をさしたら、すぐに良くなった。
4匹を、
不妊手術、駆虫、ワクチン、血液検査。
4匹とも、メスだった。
7匹のうち、5匹がメスだった。
危なかった。
術後の経過を見て、4匹を飼い主宅へ戻しに行った。
その時、
玄関先から、先に戻した3匹の姿が見えた。
飼い主の女性は、
姉夫婦が、2匹飼ってくれることになった、
と言った。
上手くいかないこともあるけれど、
やめたくなることもあるけれど、
雪の中の猫を、家の中に入れられた時、
絶対、続けようと思う。
1/1 ヤマト様 5,000円
1/5 清水様 5,000円
1/6 マナベ様 3,000円
1/6 菊月様 3,000円
1/6 トクメイ様 3,000円
1/6 キタウラ様 10,000円
1/11 上山様 12,000円
1/16 シバハラ様 20,000円
1/19 ミナミダテ様 20,000円
1/25 KONB様 5,000円
ご支援ご寄付、本当にありがとうございます。この場でのお礼になり、申し訳ございません。
なかなかブログ書く時間持てず、まとめての報告になり、申し訳ございません。
活動、これからも頑張ります。