ご飯をあげているという、

おばあさんに、

把握している猫を、書き出してもらった。



そして、話を聞くと、

前には、もっと猫がいて、

猫が好きだけれど飼えない、というご夫婦など、頻繁に見に来る人もいたそうだ。


しかし、猫が増えると、問題は起きて、

「猫にエサをあげるな」という看板が立ち、チラシが回り、

猫へご飯をあげる人たちは、暗くなってから、コソコソとあげるようになった。

そして、時には監視している人がいて、罵声を浴びせられるという。


3年程前には、面倒見の良いオス猫が、子猫と行動を共にしていたら、

母猫と間違われて、毒殺されたそうだ。

その時の子猫たちも、行方不明になった。



不妊手術して、増えさえしなければ、

皆、もっと寛容になれたはずだ。



このおばあさんは、

自転車に大荷物で、15分かけて、この場所に通っている。

冬は、雪道を歩いて1時間かかるという。


1日のエサ代は、1,500円。

何故、そんなにかかっているかと聞くと、

食べた後の容器を回収するので、

その場で食べない猫には、

ちくわを、ポーンっと投げる。

ちくわ代に、費用がかかっている。



始めたきっかけを聞くと、

以前、この地域に住んでいたそうだ。

自宅前でご飯をあげて、触れるようになった猫は、不妊手術して、

12匹を家の中に入れて、飼っていた。

しかし、3年前、

ご主人である、おじいさんの火の不始末で、火事になり、
おじいさんは入院して、

12匹の猫は、死んでしまったという。



おばあさんは、

「懺悔の気持ちで、通っている」

と言った。


私は言った。

「おばあさん、ご飯あげてるだけじゃ、懺悔にならないです」





この、ファミリーだという、

黒のオス猫を、保護。




このファミリーには、特定のお宅が、ご飯をあげて、世話をしていた。


アメショウと書いてある母猫と、

黒の子猫1匹を保護。




トラと書いてある、1匹しか見当たらない。


話を聞くと、

もう1匹の黒い子猫は、2週間前、車に轢かれて、亡くなっていた。


キジトラの子猫を保護。




ファミリーといっても、

父猫と思われた、黒猫もまた、母猫が3年前に産んだ子猫だった。

親子で交尾して、子猫がまた産まれる。


この世話をしていたお宅に、

手術費用の交渉をしたら、2匹の手術費用を支払ってくれることになった。

子猫2匹は、里親探しをして、

母猫とオス猫は、こちらのお宅にリリースする。



4匹を捕獲。





それぞれ、不妊手術、耳カットへ。




2匹を捕獲。





それぞれ、去勢手術、耳カットへ。




捕獲、手術と、

淡々と書いてあるけれど、

1匹を捕獲するのに、

何時間もかかったり、車でしばらく待機していたり、

早朝出たり、暗くなってから家を出たり、

本当に、大変だ。

TNRは、リリースするという、気持ち的なしんどさも大きい。



でも、

それでも、やろうと思うのは、

不幸な命を無くす為に、


自分が出来る方法では、


TNRが、最も効果的だと思っている。



























11/3  クイシンボ様 5,000円
11/5  カナ様 10,000円
11/8  佐藤様 5,000円
11/9  山内様 10,000円
11/10  加藤様 5,000円
11/10  藤原様 10,000円
11/11  ナガタ様 5,000円
11/12  マツバラ様 30,000円


ご支援ご寄付、誠にありがとうございます。黙々と活動していて、孤独に陥りそうになる中、とても励みになります。本当に助かります。
今回、さすがに厳しくて、全てにおいて、自分のキャパ超えてきたので、落ち着いたら、活動の仕方も考え直していこうと思っています。収支報告も、年内できるようにしていきます。