車庫の2階にいた、

子猫4匹。




人慣れも出来て、そろそろ2ヶ月になる為、里親探しをしていくことに。




子猫の部屋にいる、この白い猫。 

この猫を、私は亀ちゃんと呼んでいる。


発見した時は、藪の中にいて、



車の下によくいたので、身体が油まみれで、ベトベトだった。



今では、面倒見の良い亀ちゃんは、子猫の部屋の主となった。





7月、子猫の遺棄が相次いだ。

ダンボールに入れられて、遺棄されていた5匹。




保護から2週間、かなり状態が良くなった。





そして、

以前、TNRした場所のダンボールハウスに遺棄された親子猫。

母猫と、生後2週間位の子猫が2匹。

生後1ヶ月位の子猫が6匹。







この時期、限界を感じてしまい、

今までは、大体一人でやってきたけれど、

フードや、かかる費用に、お礼もして、

知り合いのボランティアさんに、預かりをお願いすることにした。

とても助けられた。




遺棄された母猫は、

自分の子供にだけではなく、

状態の悪かった、別の子猫2匹にも、お乳を与えてくれた。





この現場の親子猫。



母猫を不妊手術、耳カットへ。





この現場の子猫も、知り合いの信頼できる人にお願いした。

すぐに里親探しが出来る状態だったので、

希望者さんとの面談や、お届けまで引き受けて下さり、

本当に助けられた。



出来ないから断るのではなく、頼めることは、お願いして、

自分は、自分に出来ることを考えて、行動したい。



この現場。



春に、4姉妹の内、3匹を不妊手術したが、

1匹は妊娠が進んでいた為、

おじいさんが、可哀想だから産ませると言った。



出産から、2ヶ月が経ってしまっていた。


おじいさんに、迎えに行くと決めていた日が、とても忙しくなってしまい、

来週まで待ってくれないかと電話すると、


「ダメダメ、約束だべ。母猫、うるさくてダメだ」  

母猫は、次の発情が始まっているし、

このおじいさんは、全く聞く耳を持たない。




おじいさんの家に行き、

母猫は不妊手術へ、子猫は里親探しの為、保護。


5匹の子猫。



このおじいさんの家から、

この5匹を合わせて、もう12匹も引き取っているのだけれど、

助かったとか、感謝の言葉とか、ひとつもない。



私はおじいさんに、

「もし、私が引き取らないで、4姉妹が全部子猫産んでいたら、どうしたんですか」

と聞いたら、


おじいさんは、

「そうなれば、山さ放すべ」

と言った。


私は、前々からおじいさんに疑問があったので、

その疑問をぶつけてみた。


「不妊手術は可哀想でも、山に放すことは出来るんですか」



一貫性がないので、どういう心理なのか、知りたかった。


おじいさんから、答えが返ってきた。


「そばさ、いないば」


可哀想なものが、そばにいなければ、可哀想ではないのだ。


全く理解は出来ないが、なるほど、そういうことかと理解した。




6匹を車に乗せて、おじいさんの家を出ると、

向かいの草むらの中に、

また大変なものを発見してしまった。





子猫が、5匹いた。


大きく深く、ため息が出た。

また始まるのか。


発見して良かったと思う気持ちもあるが、

本当に、もうしんどいと思った。


しかし、

見なかったことに出来ない。


この日から、また、山へ通う日々が始まった。


























7/6  ナガタ様 5,000円
7/6  根本様 5,000円
7/7  勝田様 30,000円
7/7  カナ様 10,000円
7/10  小西様 3,000円
7/12  加藤様 5,000円
7/12  シロトルミコ様 1,000円
7/13  小泉様 5,000円


ご支援、ご寄付、誠にありがとうございました。この場でのお礼となってしまい、本当に申し訳ございません。本当に、ありがとうございます。
今年は子猫が多いのか、どこかでひと息と思っても、次から次になっています。人知れず、亡くなっている子猫もたくさんいると思います。同じように活動して下さる人が増えること、そして、その先の最後には、このような活動自体が、無くなる日が来ることを願います。




ご支援のお願い