90歳のおばあさんによって、
畑に遺棄された2匹。
正確には、
産まれて間も無く、遺棄されて、
生き残った2匹。
姉妹猫のようだった。
一匹は、
耳血腫と乳腺炎を治療、そして、
不妊手術、耳カット。
1匹は、
ひどい下痢、瓜実条虫の駆虫、そして、
不妊手術、耳カット。
治療後の経過を見て、里親探しをしていきたい。
5月に保護した、親子猫4匹。
子猫3匹は、それぞれに新しいご家族の元へ。
そして、
母猫は、不妊手術、耳カット。
元の飼い主宅へ。
飼い主に名前を呼ばれ、少し安心した表情を見せてくれた。
このお宅は、これで、全頭の手術が終わった。
先週のこと。
知り合いの友人宅で、
車庫の2階から、子猫の鳴き声が聞こえるという話を聞いた。
伺ってみると、
確かに、この上から、子猫の鳴き声が聞こえた。
まず先に、シャッターを閉めて、外に通じる隙間を、全部埋めた。
そして、はしごを掛けて、上を覗くと、子猫の姿が見えた。
私が上を覗いた時、子猫はパッと逃げたが、
瞬間、最低4匹の姿を確認した。
母猫はいなかった。
2階に上がると、
白っぽい毛の生えたものが横たわっていて、よく見ると、
鳥の死骸だった。
母猫が、子猫に食べさせる為に、仕留めてきたのかもしれない。
子猫は、早い段階で、3匹は保護することが出来たが、
1匹が、2階の隙間から下へジャンプしてしまった。
下へ降りて、物を少しずつ避けながら、子猫を探していると、
また、黒いフサフサとした何かが見えた。
それは、黒猫の遺体だった。
(母猫が亡くなったのか?)と思ったが、確認すると、遺体はオスだった。
こんな所で亡くなって、虫が湧いてて、
そして、どんな風に生きてきたのだろうか、と考えたら、
涙が出てきた。
しかし、泣いている場合ではなく、
子猫を一匹、探さなくてはいけなかった。
物が溢れていたので、一旦、物を全部広い所に出して、
ようやく、最後の1匹を保護することが出来た。
子猫4匹を保護。
1.5ヶ月位だった。
子猫は状態良く、フードをあげたら、たくさん食べてくれた。
そして、母猫を保護したかった。
子猫の入ったケージの手前に、捕獲器を置いて、母猫の帰りを待ったが、
母猫は捕獲器には入らず、姿を見ることもなく、夜になり、
子猫だけを連れて帰ることになった。
その後も、
母猫を保護する為に、捕獲器はかけ続けて、家主に見てもらっていたら、
次の日、子猫が入ったと、連絡があった。
最初に保護した4匹とは、月齢が違うようだ。
ということは、この子猫の兄妹もいるのだろうか。
そして、
この周辺には、最低2匹のメス猫がいて、
また2ヶ月後、3ヶ月後には、それぞれに子猫が産まれてしまう。
同じ先週のこと。
一昨年の春、TNRした場所のダンボールハウスに、
親子猫が、遺棄されたという連絡が入った。
生後2週間位の子猫が2匹と、
生後1ヶ月位の子猫が6匹。
そして、
母猫は、一匹しかいなかった。
もう1匹の母猫は、この場所を離れてしまったのかもしれない。
他にも、
農家の作業場で、子猫が産まれていると連絡があった。
そして、今週に入り、
職場に、ダンボールに入れられて、子猫が5匹遺棄されているという女性からの連絡が入る。
状態が良くなかった。
さすがに、限界を感じてしまった。
保護ボランティアを名乗っていて、
自分で好きでやっている活動なので、頑張るしかないと思っていても、
仕事や生活以外の、空き時間での活動に、限界を感じる。
「好きでやっているのでしょう」
と言われれば、確かにそれまでだ。
しかし、
「よっぽど、猫が好きなんですね」
と言われると、
(そんなに、軽くて、浅いものではない)
と、心の中で、いつも思う。
青森県 村田様
6/16 勝田様 30,000円
6/18 佐藤様 5,000円
6/20 岡田様 10.000円
6/21 モモタノカイヌシ様 2,000円
6/24 ミケネコヨリ様 3,000円
6/24 KONB様 5,000円
7/1 ムリセズゴジアイヲ様 5,000円
7/1 マキコ様 5,000円
ご支援ご寄付、ありがとうございます。いつも本当に、助かっております。
支出も多く大変ですが、時間的な限界を感じます。
私のように、見兼ねた一般人が、支援を募って、自分の時間を使って、活動するのではなく、
行政が、仕事として、このような活動を少しでもしてくれればなと、いつも思います。
お力添え、よろしくお願い致します。