あるお宅の、車の下に猫。
訪問しようとすると、
玄関には、隙間が開いていて、そこから、猫が出入りしていた。
そして、その隙間から、サビの子猫の姿が見えた。
家の中には、母猫と子猫が3匹いて、
子猫は、皆、状態が悪かった。
最初は5匹だったが、2匹は、数日前に亡くなったそうだ。
他にも、
ざっと見て、猫が6、7匹はいた。
飼い主は、50代位のご夫婦で、
他に、外に出ている猫もいる、と言った。
妊娠して、
家の中で出産するメス猫もいれば、
妊娠して、
外で産み、しばらくすると、子猫を連れてくるメス猫もいる。
そして、妊娠して、
お腹が大きいと思っていたら、
いつの間にか、お腹が空になった母猫だけが、戻ってくることもあるそうだ。
子猫は、どうなってしまったのだろう。
ご夫婦に、
「出来るだけ、希望に沿うようにしますので、子猫を治療したり、新たに産まれないようにしたり、協力させて頂けませんか」
と言った。
(何で、こんな、へりくだった言い方をしなくてはいけないんだろう)
自分でも思うけれど、
断られたり、怒らせたりでもしたら、
本当に、何も出来なくなってしまう。
ご夫婦は、了承してくれた。
母猫と、子猫3匹を保護。
子猫は、少しずつ状態が良くなって、
2週間後には、かなり良くなった。
子猫の治療を続けながら、
今度は、全頭の手術を目標にした。
メス、3匹。
メス1匹。
この他にも、
ほとんど家にいないという、親子猫が4匹いた。
母猫。
昨年産まれた子猫が、他にも2匹いるそうだが、
母猫が、家に寄り付かないので、子猫も寄り付かない。
その2匹が、なかなか捕獲が出来ない。
そこへ、玄関に、初めて見る猫が現れる。
「この猫が、昨年産まれた1匹ですか」
ご主人に聞くと、
「これは、隣に住んでる、自分の父親の家の猫だ。先月、子猫産んだよ」
(何で、そんな大事な情報知らせてくれないんだ)
(もっと、早く言ってくれ)
と、心の中で思う。
大事なことも、こちらが聞かない限り、教えてはくれない。
すぐさま、隣のおじいさんの家を訪ねる。
母猫と、子猫が3匹いた。
4匹を、保護。
活動に、切れ間がない。
「別に、このままでいいよ」
などと言うので、
お願いして、頼み込んで、保護したり、手術したりする。
だから、費用など、一切、払ってくれない。
だから、感謝など、されることもない。
そもそも、感謝の気持ちを持てる人は、このような状況に陥っていないと思う。
猫のボランティアは、
感謝されないボランティアだと、
つくづく、感じる。
柏市 原田様
東京都 勝田様
4/17 岡田様 10,000円
4/20 ナガタ様 5,000円
4/21 カツタ様 30,000円
4/22 クイシンボ様 5,000円
4/22 KONB様 5,000円
収支報告
2/20残金 255,000円
2/20〜4/29 (ブログ報告分のご寄付)
338,200円
2/20〜4/29(ブログ報告分の不妊手術)
(昨年より、手術料金を、ボランティア価格にしてもらうことが出来ました)
メス 17匹 205,700円(手術、駆虫)
オス 13匹 85,800円(手術、駆虫)
(内、保護、譲渡の為に、ワクチン、血液検査した頭数)
15匹 66,000円
子猫6匹の駆虫、ワクチン費用
19,800円
また、4月より、猫砂に1日600円、フードに1日1,500円使わせて頂けると、有難いです。
猫砂 18,000円
フード 45,000円
残金 152,900円
活動を支えて下さいまして、本当にありがとうございます。
感謝されないボランティアだと思いながらも、ご支援、ご寄付を下さる方がいらっしゃることが、本当に有難いです。
一人でやっているもので、時間が本当に無くて、生活の色々な事を、簡素化させたり、省略したり、お礼もきちんと述べることが出来ず、申し訳ございません。活動していくことが、お礼になると思い、頑張っています。
本当に、ありがとうございました。