知り合いのおばあさん宅に、猫が住み着いて、
おばあさんが困っている、という話を聞いた。
おばあさん宅を伺うと、
1月の大寒波のあたりから、車庫に猫が住み着き、
扉とシャッターを閉めても、隙間だらけで入ってくるという話だった。
おばあさんは、
近所のおじいさん宅で、母猫と子猫2匹を見たことがあり、
その時の子猫だった2匹でないか、と言った。
その近所のおじいさんは、昨年亡くなったそうだ。
おばあさんは、猫が嫌いで、
「連れていってくれ」
と言った。
2匹を保護。
やはり、
おそらく、子猫だった兄妹2匹のように見えた。
メス1匹、不妊手術、耳カットへ。
そして、1匹が、新しいご家族のもとへ。
3月に入った。
活動が、なかなか上手くいかない。
思いもかけないことが起こり、
突然、壁にぶち当たる。
話は、昨年の4月に遡る。
山の中の集落で、猫のいるお宅を発見。
メスとオス、未手術。
手術を説得するも、拒否される。
おばあさんは、
「この2匹は、兄妹だから」
「もし産まれたら、自分の姉さんも飼いたいと言っていたから」
どう説得しても、拒否されて、
終いに、おじいさんに怒鳴られる。
そして、
7ヶ月後、昨年12月に訪ねると、
子猫が4匹産まれていて、すでに生後半年にはなっていた。
4匹すべて、メスだった。
おばあさんの姉さんは、子猫は飼ってくれなかったそうだ。
このままでは、多頭飼育崩壊に陥ると話して、
おばあさんを、ようやく、説得できた。
私は、
「2月末に手術に来るので、おじいさんにも、話しておいて下さい」
と言った。
おじいさんは、堅物だった。
そして、2月になり、お宅を訪ねると、
車の中から、玄関に、何か貼ってあるのが見えた。
「忌中」
と書いてあった。
家の中には、おじいさんの姿が見えた。
おばあさんが、亡くなっていた。
車の中で、
「何で、こうなるんだよ」
と、思わず叫ぶ。
おじいさんは、
「2匹ぐらいが、ちょうど良い」
と言った。
家の中に、メス5匹、オス1匹。
そして、
外猫が、3匹いた。
活動が、本当に、しんどい。
3/7 岡田様 10,000円
3/7 ムリセズゴジアイヲ様 5,000円
3/11 マツバラ様 30,000円
3/12 ガンバルニャン様 20,000円
3/14 タマ様 3,000円
3/16 佐藤様 5,000円
3/17 ミカミ様 5,000円
3/18 ナガタ様 5,000円
ご寄付をありがとうございました。
活動が思うようにならず、イライラとしてしまっているのですが、ご支援のおかげで、費用のことを気にせずに活動出来ることが、本当に、有難いです。また、アフィリエイトにご協力下さった皆様、誠にありがとうございました。
普段、愚痴を人に話して、さっぱりするということはないのですが、ブログに書いたら、このイライラを解って下さる人もいるだろうと思い、少し気持ちが晴れました。いつも、ありがとうございます。