雪解けの頃、

玄関先に、猫が2匹いるお宅を発見。



訪問する。


キジトラの猫は、一年位前からいて、

グレーの猫は、今年の冬に現れたそうだ。

冬は、風除室で、寒さを凌いでいた。



手術をしないで、ご飯をあげるのは、

やはり、問題だとは思うけれど、


冬に、彷徨っていた猫に、

ご飯をあげて、生かしてくれた事を、

有難い、と思う気持ちもある。



だから、

ご飯をあげる人と、ボランティアが、

協力出来ることが、望ましいと思う。




メス1匹。


不妊手術、耳カットへ。


オス、1匹。


去勢手術、耳カットへ。




リリースして、

引き続き、ご飯をあげてもらえるようにと、

新しい猫が増えた時には、必ず、連絡下さるようにと、お願いした。






そして、同じ頃、


知り合いのおばあさん宅に、猫が住み着いて、


おばあさんが困っている、という話を聞いた。




おばあさん宅を伺うと、


1月の大寒波のあたりから、車庫に猫が住み着き、


扉とシャッターを閉めても、隙間だらけで入ってくるという話だった。



おばあさんは、


近所のおじいさん宅で、母猫と子猫2匹を見たことがあり、


その時の子猫だった2匹でないか、と言った。


その近所のおじいさんは、昨年亡くなったそうだ。




おばあさんは、猫が嫌いで、


「連れていってくれ」


と言った。




2匹を保護。






やはり、


おそらく、子猫だった兄妹2匹のように見えた。






メス1匹、不妊手術、耳カットへ。



オス1匹、去勢手術、耳カットへ。



そして、1匹が、新しいご家族のもとへ。









3月に入った。


活動が、なかなか上手くいかない。



思いもかけないことが起こり、


突然、壁にぶち当たる。





話は、昨年の4月に遡る。


山の中の集落で、猫のいるお宅を発見。




メスとオス、未手術。




手術を説得するも、拒否される。


おばあさんは、


「この2匹は、兄妹だから」


「もし産まれたら、自分の姉さんも飼いたいと言っていたから」



どう説得しても、拒否されて、


終いに、おじいさんに怒鳴られる。



そして、


7ヶ月後、昨年12月に訪ねると、


子猫が4匹産まれていて、すでに生後半年にはなっていた。


4匹すべて、メスだった。





おばあさんの姉さんは、子猫は飼ってくれなかったそうだ。



このままでは、多頭飼育崩壊に陥ると話して、


おばあさんを、ようやく、説得できた。



私は、


「2月末に手術に来るので、おじいさんにも、話しておいて下さい」


と言った。


おじいさんは、堅物だった。




そして、2月になり、お宅を訪ねると、


車の中から、玄関に、何か貼ってあるのが見えた。


「忌中」


と書いてあった。



家の中には、おじいさんの姿が見えた。


おばあさんが、亡くなっていた。



車の中で、


「何で、こうなるんだよ」


と、思わず叫ぶ。




おじいさんは、


「2匹ぐらいが、ちょうど良い」


と言った。





家の中に、メス5匹、オス1匹。



そして、


外猫が、3匹いた。






活動が、本当に、しんどい。



























3/7  岡田様 10,000円

3/7  ムリセズゴジアイヲ様 5,000円

3/11  マツバラ様 30,000円

3/12  ガンバルニャン様 20,000円

3/14  タマ様 3,000円

3/16  佐藤様 5,000円

3/17  ミカミ様 5,000円

3/18  ナガタ様 5,000円



ご寄付をありがとうございました。

活動が思うようにならず、イライラとしてしまっているのですが、ご支援のおかげで、費用のことを気にせずに活動出来ることが、本当に、有難いです。また、アフィリエイトにご協力下さった皆様、誠にありがとうございました。

普段、愚痴を人に話して、さっぱりするということはないのですが、ブログに書いたら、このイライラを解って下さる人もいるだろうと思い、少し気持ちが晴れました。いつも、ありがとうございます。